今回は古いモデルガンの外装カスタムです。
使用する材料は以下の物
MGCというモデルガンメーカーが製造した樹脂製のモデルガンです。
モデルガンとは実銃の機構を再現した精密模型でBB弾の発射はできませんが、キャップ火薬を使用し本物のような発火アクションが楽しめます。この製品も7ミリキャップ火薬を使い、セミオート、フルオート射撃ができます。射撃に合わせ実銃同様に排莢口から薬莢が排出されます。
実をいうとこの製品、厳密にはMGC製ではありません。製品が発売された時期は2005年ごろ。その頃はすでにMGC社は廃業しています。製造販売を引継いだ新日本模型製となります。
写真ではバレルが10.5インチになっていますが、オリジナルは14.5インチです。ストックはXM177と同等のテレスコピックストックになっていました。つまりM4A1初期型をモデルアップしています。
ストックパイプ、マガジン、キャリングハンドルは金属製。あとはピンやネジ類を除きすべて樹脂です。一応ヘビーウェイト素材のようです。
当然バレルも樹脂なので、今どきの高級エアーソフトガンと比べると頼りなく感じます。バレル短縮など加工しやすいのがメリットですね。
バレル外径は約18ミリ。一般的なエアーソフトガンよりやや細めです。
インナーバレルというか補強材としてアルミパイプが使用されています。このアルミパイプに樹脂製のフラッシュハイダーが差し込まれ、下部からねじ止め(イモネジ)されています。そのためエアーソフトガン用のフラッシュハイダーは取付できません。アルミパイプの外径が約14ミリなので、固定できないけど差し込みは何とかできるかもしれません。形状なども気にならないので、バレルを短縮しそのままオリジナルと同じ固定方法にしています。
ストックパイプは内部に真鍮製のパイプ、外部は亜鉛合金(アルミ合金?)製で二重構造となっています。外側のパイプ径は約30ミリ。一般的なエアーソフトガン用より太目です。東京マルイのガスガン用ストックは付きませんでした。
何とか加工して取付できないものか思案し、たどり着いたのがこれ。
海外のSAAというメーカーのLMTタイプクレーンストック。
安く手に入ったということもあり、失敗してもよいという勢いで加工を開始しました。
力技です。とにかく干渉する部分を撤去してひたすらヤスリ掛け。
で、何とか付きました。
ストック展開にかなり力が要ります。(苦笑)
おかげでガタツキは一切なしです。
コルト社のモデルナンバーでいうところのM933といった感じになりました。グリップも色を揃えたくなりますね。今後の課題ということで。