みなさんこんばんは。
たまです。

3/9(土),10(日)に横浜のKアリーナで開催された
LoveLive! Series Presents
ユニット甲子園 2024


に両日現地参加してきました。
もともとかなり期待をしていたのですが、その期待を遥かに超える
衝撃的なライブだったので、久々に感想を書き綴ります。

 

 


■Day.1
開幕のみらぱことみらくらぱーく!がもう凄かったですね。
私はライブの始まりはハイテンポの曲でガーッとテンションを上げてほしい
タイプなんですけど、その点で『ド!ド!ド!』は最適。
異次元フェスで聴いた時よりもみらぱの勢いに追従できて楽しかったです。
2曲目の『アイデンティティ』も個人的に好きな曲。
こちらもとても楽しい気持ちになれました。

シリーズ大集結のライブの先陣を切るのは緊張したと思いますが、
選手宣誓を含めてみらぱは完璧なスタートを切ってくれましたね。
複数シリーズが集まるライブでは Aqours が最初に歌って
緊張を肩代わりしてから後輩にステージを引き渡す流れが多いのですが、
現状で末妹の蓮ノ空チームがこれだけできるのであれば
もう Aqours の姉御の一番槍は必須ではないでしょう。
これからはトリに専念していただいて(ry

今回のライブはサンシャイン勢が序盤に出演することが多めで、
初日は2回表に早くも わいわいわい が登場。
ファボタージュ』から入ったのも驚きましたが、それ以上に
わーいわいわいわいわいわい』の新規MVにビックリ!
あんな情報量の多いMV、どうしても目が行ってしまいます。
私はライブに行ったら座席がどんなに後方でもスクリーンではなく
ステージを見る信条で、それはラフェスでμ'sが登壇した時ですら
忠実に守られたのですが、この日ついにステージではなくスクリーンを
眺めてしまいました。。。恐るべし、わいわいわい。

2回裏には立て続けのサンシャイン勢、SaintSnowが登場しました。
SaintSnowがステージでパフォーマンスをするのは単独FMT以来3年半ぶり。
ライブ前はブランクを心配する声もありましたが、それは完全に杞憂でしたね。
Believe Again』も良かったですが、特に『SelfControl』が序盤のハイライト。
スタンドの声量が凄かったです。サビの "Dance Now!" のコールが楽しすぎます。
Aqours 5th でのこの曲の興奮ぶりは私のライブ参加経験の中でも
一つの頂点と言ってもいいくらいの瞬間で、あれから5年経ってまた
同じように熱狂させてもらえるのはとても幸せなこと。
このライブでまた SaintSnow の二人に会えて本当に良かったです。

3回表のAZALEAはちょっと意外な選曲で、『We'll get the next dream!!!』と
メイズセカイ』を持ち出してきました。トリコリコPleaseとか 1st シングルを
予想していたのですが、強めの曲で観客を刺しにきました。
どちらもコール激し目の曲ではありませんが、観客の反応は良かったので
AZALEAの目論見は成功と言えるでしょう。ブラボー!

4回の攻防は凄く見応えがありました。
表でスリーズブーケが『水彩世界』と『Mix shake!!』で先制攻撃。
Mix shake!!』はコールで大盛り上がりでした。
スリブといえば綺麗に魅せる印象でしたが、ポップな曲もイケますね。
このライブでも同行したまるすけが事前に蓮ノ空の曲を予習していた中で
一番といってくらい印象に残ったらしく、曲中も楽しそうでした。
初回のみらぱといい、蓮ノ空勢が魅せてきます。

それをきっちりと裏で迎撃したのが我らがGuilty Kiss
ロックな持ち曲が多く、対オタク特効持ちとも言われるギルキスは
こういうフェス形式のイベントは得意分野ですらありますね。
Strawberry Trapper』は久々に発声可能でそこはかとなく堪能。
New Romantic Sailors』もスタンドの大歓声を誘っていました。
観客からあれだけの盛り上がりを引き出せるパフォーマンスには、
Familiarの一員として誇らしかったですね。
私自身が何かしたわけではないのですが、そこはファンの特権ということで。。。

5回裏のCatChu!のパフォーマンスもなかなかの見応え。
個人的に Liella! のユニットの中では気になるメンバー構成なので
けっこう注目していたところ、期待を裏切らないパフォーマンスでした。
影遊び』の "がなり" が大迫力。あんな声出して喉平気なのか。。。
オルタネイト』の激しいダンスもお見事。地に伏せたりと、ステージを
縦横無尽に使ったダンスは見ていて飽きませんでした。

事前に一切情報が明かされなかったシークレットの7回、
表はニジガクによる『ラジオ体操 第一』でした。
長時間のライブ中に体操をするのは初めてで、予想以上に気持ち良かったです。
前後屈で観客のそこかしこから「あ゛~~」という声が漏れていて
ちょっと面白かったですね(笑)

裏は Liella!3ユニットが新曲をメドレー形式で披露。
それぞれのユニットの特徴に沿った良い曲揃いでした。
Liella!って気がついたらしれっと名曲を出してくる印象で、
不意に刺されるので注意が必要です。
ベルドで『POP TALKING』で不意打ちされたことは忘れません。。。

8回表のQU4RTZの『Beautiful Moonlight』に泣かされ(これとSing&Smileは
個人的にダメ。泣く)、さあブチ上げてくれとワクワクで迎えた8回裏。
我らがCYaRon!の一曲目は、意表を突く『夜空はなんでも知ってるの?』でした。
開幕時の観客のどよめきが象徴的。王道アイドルユニットがバラードを
持ち出してくるとは。。。もちろん曲は最高。しゅかのピルエットは
いつ何度見ても視線を奪われます。本当にダンス上手い。
そこからお待ちかねの『元気全開 DAY!DAY!DAY!』をやるものですから、
あまりの温度差に体調を崩しそうになります。
曲はいつも通り凄く楽しかったのですが、久々に見るギミックが満載で
なんか歴史を感じてしまいました。まさかCYaRon砲を見ただけで感動する
日が来るとは。また、Cメロの笑っていいとも茶番劇もノスタルジックな一幕。
オリジナルが4年前の小倉ですから、もはやファンでも知ってる人は
少なかったのではないかと。ユニットも長いことやってますなぁ。
ラスサビまでグラサンかけっぱなしだったのはけっこう笑いました。

9回裏のDiverDivaの『Shadow Effect』でいったん試合終了。
スコア不明のまま、2イニングの延長戦に入ります。
シークレットと同様、何をやるかまったく読めなかったので
ワクワクしながら待っていたら、「スペシャルファンシーユニット」の
アナウンスと共に、スクリーンに各学校混成の集合イラストが。。。
あ!越境シャッフルだ!!!
そして聞き慣れたイントロ、Aqoursの『待ってて愛のうた』でした。
"所有者" のおすわはもちろんなこちゃん、なぎちゃんも良かったのですが、
なんといってもちゅんるんの歌声が優しいメロディに合いすぎていました。
私はもともとこの歌が大好きなんですけど、新しい魅力を見つけた感覚。
もう移籍金を払ってちゅんるんをAqoursに買い取れ!と思いました(笑)

加減がわかったので、ここからはもう楽しみ全力です。
10回裏はスペシャルピュアユニットで、Liella!の『キラーキューン☆』。
我らのしゅかがセンターで、「あれ?これAqoursの曲だっけ?」と
錯覚を起こすほどしゅかのパフォーマンスがハマっていました
ダンスの動作と表情の愛嬌が魅力のしゅかの長所が全開。
それで歌詞に「YO!」とか入ってたらそれはもうしゅかの曲でしょう。
今度は「この曲をAqoursに買い取れ!」と思いました。

延長戦も最終回の11回裏、最後はスペシャルプリティーパワフルユニット
可愛くて力強いってなんぞ・・・?と思っていたら、
ふり、秀ちゃん、Liyuu、えもりん、かんかんによる
まさかのニジガクの『全速ドリーマー』、もちろん喘息Verでした。
長時間ライブに熱狂してきた最後に筋トレをさせられるとは(笑)
曲の後にパタリしたLiyuuよりも、かんかんが本気できつそうでしたね。
最後の方は表情を失っていたのでけっこう心配になりました。
最後までよく頑張りました!凄かった!

ラストイニングまで終わり、Day.1もいよいよフィナーレ。
各学校から代表者1人ずつコメントを話してくれた・・・のですが、
あぐぽんが逢田さんに振る時に名前を噛んでしまい、
逢田さんに凝視されるという茶番が(笑)
この二人、妙に仲良いんですよね。今後もこの二人の絡みに注目です。

アサミさんA-RISEについて言及していたのが、やっぱりさすがでした。
作中で主人公のライバルという立場だったのはこういうライブでは
良い意味での個性ですし、アサミさんのこういうところは本当に尊敬します。

あと、サニパ吉武ちゃんが「声出しライブは初めて」と言っていて、
そんな現場に居られたのがとても光栄なことだったなと感じました。
レビューからは省いてしまいましたが、サニパのパフォーマンスも
とても見事で盛り上がっていて、あの歓声が初めてだったら
サニパの二人は相当嬉しかったんじゃないかと思います。
また何かのステージでサニパの二人を見たいです。

ライブの終幕はキャスト全員での『LIVE with a Smile!』。
2年前のカウントダウンライブはチケットが取れず行けなかったので、
同じ横浜の地で忘れ物を回収した気分。この曲の最中、アサミさんとハグした
ひなひなが感極まって泣いているのを後から映像で見て胸が熱くなりました。
良いものを見せてもらいました。

最後の曲が終わり、選手宣誓をしたみらぱの締めの言葉でもって
ライブは本当に終演。あまりに濃密なDay.1が終わりました。
公演時間4時間、曲数は歌うも歌ったり39曲の大ボリューム。
ただでさえ大きかった事前の期待を余裕で上回る、とんでもない初日でした。


規制退場が一番最後だったので、退場にはけっこう時間を食いました。
「以上で規制退場を終了します」のアナウンスを聞くのは久々。
終演から席を立つまでが30分程度、そこから横浜駅までの移動でまた
30分程度を要し、終演から1時間程度で最寄り駅まで戻りました。
退場に時間がかかると悪名高いKアリーナですが、運営がよほどドジを
踏まなければ横浜駅までのアクセスは1時間程度がマキシマムでしょう。
この辺はまた個別で記事を書けたらいいな~と思います。

 



終演後にまるすけとお酒を飲みながら初日の感想を語りまくり、
二次会をしようとコンビニでお酒を買ってホテルに帰ろうとしたら、
コンビニにラブライバーの方々がいらっしゃって立ち話になり、
その勢いでその方々のホテルのお部屋にお邪魔してお話をさせて頂きました。
もしかしたら当ブログをご拝見されるかもしれませんので、
この場を借りて改めて謝辞を申し上げます。

貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。
普段は聞けない話をたくさん聞けて、とても楽しかったです。
翌朝、酔いから醒めてから「なんて不躾な真似をしたんだろう」と
とても反省しました。何卒、ご勘弁を。。。


ラブライブのライブに現地参加するようになってから7年程度が経つのですが、
このようなムーブをしたのは初めてのことでした。
それだけライブの熱に浮かされてしまっていたのかもしれません。
興奮冷めやらぬまま、精根尽き果て初日は終わっていきました。。。


■Day.2
連泊にしたのでチェックアウトの必要がなく、昼過ぎまで寝倒しました。
飯のために起き出す元気もなく、昼飯は前日の残りだけ。
今思うとそれでよくライブが終わるまで持ったものだ。。。

 


Day.2の座席はLEVEL 7。初日はLEVEL 5で、どちらも最速先行で
チケットを獲ったにしてはちょっと優しくない座席でした。
Kアリーナは上の方でも見やすいので良いんですけどね。

2日目は登場順が未発表なので、いつどのユニットがくるかわからない趣向。
会場へ向かう道中、まるすけと「開幕はどのユニットがいいか」という
話になって、私は「CYaRon!が良い」と話していました。
ライブの最初は盛り上がる系が良くて、慣れ親しんだユニットなら
安定感があるしあの3人なら上手くやってくれるかなと。
そしたら本当にCYaRon!がトップバッターだったのでビックリしました。

期待通り、選手宣誓を含めて完璧なリードオフマン。
突然あいうえお作文を始めるのは、自由奔放なCYaRon!らしいです。

一曲目は『ドラゴンライダーズ』。
数ある CYaRon! の曲の中でも指折りに好き。衣装もみんな可愛いです。
2年半前のユニットライブで生で、しかも生バンドの演奏つきで聴いていて、
あれ以上の形で見られることはないだろうなぁと思ったらありました。
間奏中に野球をするという茶番が炸裂。しかも藤井アナの生実況つき。
なんという贅沢な・・・!悪ふざけをしているようですが、甲子園という
サブタイに合わせて野球の寸劇を選び、かつ間奏に合わせて1秒の遅れもなく
寸劇を演じきるのは、際立つセンスと技能が成せる業。
あれこそまさに全力の悪ふざけ。CYaRon!の魅力全開です。
その次の『近未来ハッピーエンド』も良かったですね。
あれもハイテンポで勢いが出るので、ライブの序盤に最適です。

2組目は立て続けにサンシャインからAZALEA
最初は『GALAXY HidE and SeeK』でした。入場の時にまるすけが衣装を見て
この曲を予想していたのはさすがトリコビト。
Aメロを一人で歌うという珍しい建てつけになっていて、この日も小宮さんが
バッチリ決めてくれました。全体的にダンスも凄く可愛いです。
あと、全然支障はありませんでしたが、小宮さんのソロパートの時に舞台袖に
いたであろうおすわが何か喋っている声が思いっきり乗ってましたね。
Day.2のアーカイブ配信が機材トラブルで遅れたのは、これをカットして
いたのかなと思います。
2曲目は『メタモルフィズム』。
フェス形式でこの曲を選んだ人はセンスが溢れていますね。
個人的な好みもあって、私は AZALEA の曲の中でこの曲が一番妖艶だと
思います。この方向性で追従できる曲はラブライブの中ではかなり少なくて、
それがユニット曲となればなおさら。2日間通してこの時の AZALEA にしか
出せなかった魅力をそこはかとなく発揮してくれたと思います。
超凄いパフォーマンスでした。

続く三組目は、またしてもサンシャインからわいわいわい
アナウンスで「浦の星女学院」と言った時、客席からは歓声ではなく
ええー!?」という意外そうな声が飛んでいました。
まぁさすがに固まりすぎでしたね。しゅかとふりは大変だっただろうなぁ。
わーいわいわい わいわいわい!』は前日と同様で、この日はちゃんと
ステージを見ることができました。
2曲目はまさかの新曲『peace piece pizza』をシェイクダウン。
単独のラジオ公録イベントが控える中で、ここでもうやっちゃいました。
今回は本当に出し惜しみ無しですな。これまでのユニットのテイストとは
大きく違ってかなりオシャレな仕上がりで、これはこれで良かったです。

2回裏の4組目は、またしてもサンシャインから。
前日に大いにスタンドを沸かせたSaintSnowが早くも登場しました。
Dazzling White Town』は声出しは初ですし、そもそも見たのが3年半前に
遠巻きに一度きりだったので、純粋にパフォーマンスを楽しみました。
ライトセーバーを振り回すところが特にカッコよかったです。
2曲目の『Believe again』は前日と同様でしたが、この日はちょっとした変化が。
Cサビで2人がステージの上手と下手にそれぞれ開くのですが、この日は
アサミさんが上手のひなひなに走り寄っていって、2人で手を繋いで
センターに戻っていきました。ライブ中は盛り上がることに必死で、
なんか寄ってったー、昨日あんなだったけか」としか思わなかったのですが、
ライブ後にアサミさんが独断で予定にないことをやったと知って
腰を抜かしました。あんな大胆な変化をノリでやっちゃうのかぁ。。。
ゆみ先生に裏で怒られていなければいいのですが(笑)

4連続でサンシャイン勢が登場する集中ぶり。
サンシャイン勢の私としては、好物を最初に全部食べるような感じで
なんともったいないことを。。。という思いでしたが、残るギルキスの出番は
最後の方まで訪れず、ここからは他3タイトルの時間になります。

3回裏には前日のリードオフマンみらくらぱーく!が登場。
ハクチューアラモード』は異次元フェスで聴いていたはずなのですが、
ちゃんと予習をして期待して聴くと前よりも曲の良さを実感できます。
ふわふわでキュートな衣装も可愛い。他では見られないやつですね。
裏で Aqours のパイセンたちが「パジャマ着てるの?」「ネグリジェじゃん
とか爆イジりしてたらしいです。後輩に絡むな(笑)
ノンフィクションヒーローショー』はコール激し目で盛り上がる曲。
こういうちょっとクセの強い曲はみらぱの真骨頂ですね。楽しかったです。

4回からはニジガクとスーパースター!!!が連続した時間帯でした。
AZUNADiverDivaR3BIRTHKALEIDOSCOREが登場し、スリーズブーケ
挟んでSunny Passionが続きました。今回、ニジガクとスーパースター!!!勢は
2Days同じ曲を持ってきたので、Day.2はちょっとインパクトが減少。
スパスタ勢はまだ曲も少ないですし、この辺は次回以降に期待です。
そんな中でスリブは異次元フェスでも披露した『Holiday∞Holiday』を
この日もパフォーマンスしてくれました。衣装も含めてやっぱり素晴らしい。
マイクを持ってのダンスでも振り付けがとても可愛いです。
しっかりと魅せてくれました。

中継席からのトークを挟んで、ライブはシークレットの7回に突入。
先に書いておきますと、この7回からの攻防は強烈に記憶に残る内容になりました
このユニット甲子園の印象を決定付けた、むせかえるほどの熱を帯びた攻防。
忘れられない時間が始まります。

7回表は、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブによる『DEEPNESS』。
ユニット曲ではないため事前の予習対象から漏れており、恐れながら私は
この曲のことを知らなかったのですが、イントロに入った瞬間に
蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんの怒号のような歓声が響き渡り、
まずその勢いに圧倒されました。「え?そんな凄い曲なの?
で、パフォーマンス見たら、確かに凄いなんだこりゃあ!?!?
曲がまずめっちゃカッコよくて、一糸乱れない4人のダンスも超クール。
よく考えればみらぱの2人がいなかったのですが、見ている時はそれも失念するほど
見入ってしまい、曲が終わった後はちょっと放心してしまいました。
蓮ノ空ヤバい。末妹がなんか強力な武器で殴りかかってきた・・・!

順番的に7回裏がサンシャインチームであることはわかっていました。
もしかしたら、それが来るかもしれないという予想もありました。
ただ、アナウンスで実際に「浦の星女学院」の後に「函館・・・」と続いて
読み上げられた時の興奮は、筆舌に尽くしがたいものがありました。
申し訳ないながらアナウンスの声を食ってしまった観客の絶叫が全て。
私もこの時ばかりは言葉にならない歓声を上げていました。
7回裏、Saint Aqours Snowによる『Awaken the power』。
本家たる SaintSnow を含めては、Aqours 4t ライブ以来5年半ぶりです。
いやもうね、楽しすぎました。この時ばかりはとにかく大きな声を響かせようと、
ただそれを考えて全力でコールしていたら、あまりにも気持ち良くて。。。
大声を出すこと自体がストレス解消になりますからスッキリするのは当然っちゃ
当然なんですけど、SaintAqoursSnowの最高のパフォーマンスを目の前に
2万人で声を合わせて叫ぶのは一人よりもどう考えても一人でのそれとは
比較になりません。観客のボルテージも最高潮で、この曲のサビのコールが
この2日間の最大声量でした。この会場の盛り上がりぶりも嬉しかったです。
今回、練習時間がどれくらいあったかわかりませんが、5年半ぶりとは思えない
完璧に連動した動きを見せたSaintAqoursSnowの技量は驚嘆モノ。
各々の活動で成長していらっしゃるんでしょうね。改めて凄い人たちです。
夢中で楽しんでいたら、あっという間に曲が終了。あまりのインパクトに、
7回表以上の放心状態になってしまいました。本当に最高でした!

SaintAqoursSnowが点けた炎は7回だけでは冷めません。
8回表に登場したCatChu!は、AtPの余韻に食われないことを意識してか
Day.1よりも圧を感じさせる大迫力のパフォーマンスを披露しました。
影遊び』のがなりが力強さが前日5割り増し。やぶちゃんの「まだだ」の
パートは震えました。
オルタネイト』も歌声に感情がこれでもかと乗っていて、見応え抜群。
サビで地に伏せる振り付けのペイちゃんがなんと華麗なこと。
Cメロでカメラに抜かれたさゆりんの目は、なんかもう怖いくらいでした。
前日と同じ曲、激しいコールがない、AtPの直後といういくつもの不利を
全て跳ね返すパフォーマンスは脅威的だったと言って差し支えありません。
Liella!、スーパースター!!!ここにあり、の意地を見せてもらいました。

それを受けての8回裏は、熱をさらに加速させるGuilty Kiss
Shooting Star Warrior』はロックを得意とするギルキスのストロングが
全開で、終盤にきてもまだまだ観客を盛り上げます。
たくさん盛り上がってくれて、Familiar としても嬉しかったのですが、
この曲は2年半前の 2nd ライブで生バンドの演奏つきで披露した時の
バージョンが最大火力でした。今回は不可能だったのは重々承知ですが、
それでもやっぱりあの重低音を今回の観客の皆様にも味わってほしかったです。
コワレヤスキ』もギルキスの象徴的な曲で、フェス形式では最適。
間奏ではきゃんによる「ユニット甲子園、かかってきなさい!」という最高の
観客煽りからのシャウトが炸裂。あぁもう、本当にカッコいいなこの人ら
改めて Familiar で良かったと感じた時間でした。

強力なパフォーマンスが続き、見ているだけでヘトヘトになっていましたが、
このライブは休ませてくれません。
いよいよ最終回の9回表、DOLLCHESTRAが登場。ここでドルケって!!
いきなり『Tragic Drops』をブチ込んできました。
あぁ、この子らも先輩相手に引く気はないのね。。。
響く歌声が凄く綺麗で、激しい曲じゃないのにギルキスの後でも全然食われない。
年齢のことはあんまり言いたくないですが、なっすちゃんあれで18歳はやばいて。
2曲目の『KNOT』は個人的に心底待っていました。
異次元フェスの時は未予習につきちょっと乗り遅れてしまって後悔したので、
今回はしっかりリベンジできました。やっぱり超カッコいいです。
サビ前のなっすちゃんの「騒げ~!」の煽りでまた大興奮。
歌の迫力凄いし、ダンスも綺麗でシンクロしてるし、こんなの生で見ちゃったら
素直に圧倒されるしかないですわ。最近の子ってすげぇ~~~。

強者達が暴れに暴れて、観客は疲労困憊の死屍累々。
荒れた戦場に最後にQU4RTZが降り立ち、疲弊したみんなを癒していきました。
1曲目は『Swinging』。ニジガク勢はここまで初日と同じ選曲だった中で、Q4は
変化をつけてくれましたね。テイストが全然違うのに、最終盤の超高速の流れに
乗りつつユニットの色をしっかりと出したQ4のパフォーマンスは見事の一言。
優しい気持ちにさせてくれる歌声は、Q4にしか出せない強みでしょう。
Sing&Smile』は個人的にQ4で最も印象深い曲で、聞くたびに感情が動きます。
先ほどまでとは違った意味でやられましたが、生でパフォーマンスを見られて
とても光栄でした。いつか Q4 のライブにも行きたいなぁ。。。

ここでライブは一区切りで、前日同様にここから延長戦に入るのですが、
7回から9回までの終盤戦が濃密すぎてアンコールタイムの休憩で一息ついてしまい、

そこからもう一度集中するのが少し大変でした。
普段のライブだったらもう終わってるくらいの感覚でしたからね。。。

それでもパフォーマンスが始まったらしっかり楽しめます。
10回表はスペシャルスマイルユニットによるニジガクの
Colorful Dreams! Colorful Smiles!』。
5人中3人がオレンジだったので、客席がオレンジで染まっていました。
あんちゃんがブレイブハートコースターの衣装で登場。
ライブ後にまるすけも言っていたのですが、サイドテールのあんちゃんが
めっちゃ可愛いです。またあの衣装でのパフォーマンスも見たいところ。

10回裏はかなり盛り上がりました。スペシャルミステリアスユニットで、
Liella!の『ノンフィクション!!』です。
オリジナルでもセンターを務めるペイちゃんが、文字通りミステリアスな
メンバーを引き連れて堂々のパフォーマンスを披露してくれました。
個人的にこの曲はスーパースター1期の挿入曲の中でも特に好きなので、
オリジナルを踏襲する形式で見られてすごく良かったです。
歌にダンスに、ペイちゃんの魅力が全開。あと、こっちゃんのステップが
凄く華麗で驚きました。アイドル経験の豊富さが成せる技か。

11回はサンシャイナー垂涎のメンバーと選曲。
スペシャルクールユニットでAqoursの『Deep Resonance』でした。
こちらもオリジナルと同様にきゃんセンターでしたが、
他のメンバーもゴリッゴリに存在感を発揮してました。
最年少で末妹のなっすちゃんが物怖じすることなく「まだまだいくぞー!
と観客を煽り、みゆたんは果林先輩のテイスト全開で歌唱。
熊ちゃんは歌声だけじゃなく表情でもクールな姿を見せていて、
凄く印象に残りました。全体的に熊ちゃん超良かったですね。
そしてアサミさんときゃんによるCメロのデュオの素晴らしいこと!
普段はきゃんのソロパートで、それはそれで良いのですが、
ユニットライブならではのアレンジは違った良さがありました。
いろんな意味で、ファン冥利に尽きた時間でした。

11回裏はスペシャルキューティーユニットで、蓮ノ空の『夏めきペイン』。
このユニットに理亞ちゃん、というかひなひなを入れ込んだ人は
よくわかっていますね。ええ、可愛いんですよ彼女は。
蓮ノ空の曲はいろんなテイストがありますが、この曲の疾走感こそが
今のところ私の考える蓮ノ空らしさかなと思います。
オリジナルメンバーとしてユニットを引っ張るこなちも堂々としていて、
なんだかちょっと嬉しくなりました。まゆちも満を持しての登場。
文字通りキュートなパフォーマンスでした!

最後のMCは前日同様に各グループ代表者一人ずつ。
場慣れの差分を感じてちょっと面白かったですね。
ライブの場数を踏んでいるAqoursの小宮さんとニジガクの秀ちゃん、
SSのひなひなは安定感がありましたが、蓮ノ空のちゅけは若干
感情が先走ってて、その初々しさが逆に見応えがありました。
そして Liella!の伊達ちゃんのMCの上達ぷりにビックリ!
この1年異常なペースでライブをこなしてきて、もう2万人程度じゃ
ビクともしない模様。つい1年前のとっ散らかったMCも過去のものですな。

最後はキャスト全員での『LIVE with a Smile!』でDay.2もフィニッシュ。
この日も曲中にキャストがちょけてて面白かったです。
Liella!ももう堂々と(?)ふざけてきますね。成長したなぁ。。。
あと、よく考えたらこの曲がリリースされた時は、蓮ちゃんは影も形も
見えなかったわけで、そんなグループがこうやって参加してるのは
まさにラブライブの伝統って感じがしますね。良いものが見られました。

最後にキャストが退場していく時は、さすがに名残惜しかったです。
殿で去っていったふり、あぐぽん、熊ちゃんの顔をしっかりと記憶に
焼付けて、4時間弱に渡るライブの終わりを迎えました。

こうして2日間に渡る狂乱の宴は終演。
興奮冷めやらぬまま帰路につき、この日もお酒を飲みながら
ド深夜まで感想トークに花を咲かせましたとさ。


 

 


■ライブの感想
最高でした。
あまりにも楽しすぎました。


あまりにも熱中しすぎて時間がぶっ飛んだ感覚で、
4時間もやっていたとはとても思えませんでした。
また、終わってしまった後の喪失感が半端じゃなくて、
翌日から3日間くらいライブの記憶に想いを馳せてしまい、
何をしていても集中できませんでした。
どちらも本当に楽しかったライブの時だけ起きる現象で、
正直ここまでのレベルで発動したのは久しぶり。
この2つが今回のライブがいかに素晴らしい内容
だったかを物語っているかなと思います。
ラブライブ史に残るライブだったかと思います。

 


ここまで強いライブになった要因はいくつかあると思いますが、
まず構成が良かったのは間違いないです。
セトリの観点でニジガクが本領を発揮できなかった面があるので
人によって評価は分かれると思いますが、少なくともサンシャインに
軸足を置いている人は文句のつけようがないかなと。
テンポも凄く良くて、次々と披露されるパフォーマンスに気後れを
しないようにするのが大変でした。でもその大変さが気持ち良い。
もちろんそれだけではなくて、各ユニットの個性が遺憾なく発揮されて
いたことはライブだからこそ感じられた見応えでした。
2曲聴いただけで「このユニットはこういう方向性なんだな」とすぐに
わかって、それは曲だけでなくダンスや振る舞い、ライブアレンジが
そうさせてくれたものだと思います。
それに付随して、各ユニットのパフォーマンスが相互に影響していた
ように見えたのもライブだからこそ起きたことでしょう。
レビューの中で、Day.2 でSASとギルキスに挟まれたCatChu!が前日よりも
迫力を増したと書きましたが、それは CatChu! だけでなく、
どのユニットもライブが進むにつれて大なり小なりパフォーマンス中の
雰囲気に変化が出てきていました。そういう光景を見られることは
観客としてとても光栄なこと。これもライブが強くなった要因の一つです。

私はチケットに当選してから、このライブを凄く楽しみにしてました。
事前に心の中に立てたハードルはとても高かったです。
今回のライブは、そのハードルを余裕で飛び越えて、期待以上なんて
陳腐な言葉では表現したくないほどに熱中させてくれました。
ここまでのライブになるとは思っていませんでした。
本当に楽しかったです!ありがとうございました!

またこんな最高のライブを見られることを信じて、日々を積み重ねていきます。