こんにちは、ギャンブル依存症⇨自己破産からの大復活への道を歩んでいる福多朗です。

 

大谷選手が会見というか声明を出しましたね。

 

 

大谷選手が嘘を吐いているかどうかは、今後の捜査を待たないとわかりません。

 

そして、例え球団側が用意した嘘を含むストーリーであったとしても、彼がギャンブル依存症に巻き込まれた被害者であることは変わりないと思います。

 

大谷選手は瞬きも多くなく、ほとんどまっすぐ観ていて、目線が左右に動くこともあまりありませんでした。

 

帽子を何度も触る仕草や、体をゴソゴソ動かす仕草から、いつもと違い緊張しているかなぁとは思いましたが、基本的には落ち着いていて、僕の印象では本当のことを語っているのではないかと思います。

 

さて、ここからが本題‼

 

水原一平さんは彼の最初の証言通り、大谷選手から金を借りたにしろ、今言われている通り、盗んだにしろ、違法賭博のギャンブル依存症で犯罪者になってしまったのは間違いないところです。

 

僕はギャンブル依存症になり、借金をし、自己破産しましたが、親兄弟、友人知人からの借金は一銭もありません。

闇カジノ等の違法賭博を行ったこともなく、他人の金を盗んだこともありません。

 

だから水原一平とは違います!

 

と、言いたいのではありません‼

 

僕が周りの人から借金をしなかったのも、違法賭博をしなかったのも、金を盗まなかったのもたまたまです。

僕はたまたま犯罪者にならなかった、全ては偶然です。

 

もし水原さんと同じ立場だったら、大谷選手に嘘ついて金を借りたり、彼の口座から無断で金を引き出したりしていたと思います。

もの凄い罪悪感を抱えながら、それでもしてしまった可能性は高い。

 

僕が現金を扱う仕事に就いていたらと、横領事件を知るたびに実はゾッとしています。

 

違法カジノが話題になった時期がありますよね?

僕はその当時依存症ドップリで、一度くらい行ってみたいなぁと思っていました、はっきり言って憧れてました。

たまたま僕にはギャンブルを一緒にする友達が居らず、そういうものに誘う人がいなかったから、行かなかっただけ

金を貸してくれる気前のいい金持ちの友人がいれば、嘘の理由で金を借りていたことでしょう、ギャンブルをするために、、、

 

 

僕はたまたま底つき感を自分自身で経験し、腹の底から自分をギャンブル依存症だと認め、そこからはほぼスリップすることなく、自己破産はしたけれど、平穏な日々を過ごせています。

 

でも、今回の報道を見たり読んだり、聞いたりする度に胸が締め付けられ、叫びたくなる自分がいます。

 

だからこそ、今回の事件が大谷選手にとっても、水原一平さんにとっても、我々依存症患者やその家族にとってもいい方向に向かいますようにと願わずにはいられないのです。