花*花×SANISAI 『湖畔の調べ』
@旧大津公会堂
2023.8.11(祝)
「山の日」に琵琶湖畔で開かれた
花*花×SANISAIツーマンライブに行ってきました。
会場となった旧大津公会堂は、
昭和初期に建てられたレトロな建物。
丸窓が可愛い外観や、シャンデリア、階段まで、
すべてがおしゃれでテンション爆上がり
窓からは琵琶湖と、その向こうに比叡山。
これで「山の日」はクリア
い「みんな焼けてるね」
和「来る途中で(焼けた)?」
ま「琵琶湖でひと泳ぎしてきたんちゃう?」
登場するなり、喋り倒す5人。
い「あれ、ミ〇の方ですか?」
隆「そう、お兄ちゃんよりやけど、弟の方もできるねん」
このわちゃわちゃ感、最高です。
い「みなさん、そろそろお気づきかと思いますが、
今日はトークライブです」
「喋り倒して、もうええかな?って頃に歌います」
そんなこんなでしばらく喋った後、
喋り疲れたのかw、やっと1曲目。
5人で始まったのは、SANISAIの『live to sing』
歌いだすと空気が一変。
5人の唯一無二のハーモニーが本当に気持ちいい。
一気に5人の世界に惹きこまれました。
最初はSANISAIのステージから。
『雨上がり』で元気に始まった後、
いかにも琵琶湖に関係ありそうな曲を歌いそうなフリから
『京都慕情』を歌うという高等なボケをはさみつつ…
始まったのは『向日葵』
お盆が近いからか、余計に胸に染みました。
和「この曲は亡くなった人を悲しむだけでなく、
遺された私たちも強く生きてゆこうっていう歌です。
有賀さんの形見のペンダントを握りしめながら
魂を込めて歌い上げるワカちゃんが印象的でした。
「せよ伝説」で涙が引っ込んだけど
続いてはイントロが印象的な『ともしび』
誰かの「灯り」になりたいと歌う
歌詞もメロディも優しいこの曲、本当に大好き。
制作を約束してくれた新しい音源にも入るかな?
SANISAIステージ最後の曲は
花*花の『茜空テールランプ』をカバー。
街から街へと旅するSANISAIの3人の
風景が目に浮かぶよう。
しっかりと3人の曲になってて、本当に素敵でした。
ここからは花*花のステージ。
まずは花*花から応援歌♪
『いつも心に花を持て』
年をとるにつれて、実感が増す(笑)この曲。
2人からのエールに元気が出ました。
い「SANISAIのこんな曲をカバーしてみました」
ま「ホンマ、ええ曲やねぇ。」
い「リハで作者が泣いてました」
ま「自分で作って自分で泣いて。SDGsやね(笑)」
オルガンの音で始まったのは『ヴァージンロード』
懐が深くて力強い、いづみちゃんの声が
響きが豊かなホールいっぱいに拡がって、
まるで抱きしめられているよう。
娘も、ましてや子供もいないのに
親の気持ちになって、
ちょっぴり涙ぐんでしまいました・・・
そして『さよなら大好きな人』
このつなぎは反則だよ
遠い空のあの人を想って、涙がこぼれました。
『旅の終わり』に続いては『あーよかった』
何回聴いても、何回歌っても、やっぱりサイコー
声だしできるようになって、本当に幸せ
再びSAISAIが加わって、5人でユーミンの
『瞳を閉じて』『Hello,My Friend』をカバー
5人のやさしいハーモニーは
ユーミンにぴったり。
普段から仲が良くて息ぴったりの5人。
それぞれ質の違う声が見事に溶け合った
最高に美しいハーモニーに酔いしれました。
アンコール?は5人で賑やかに
い「それでは『乾杯の歌』聴いてくだせよ」
さすがいづみ姐さん、美味しいとこ
全部持っていかはりました(笑)
みんなの笑顔と歓声の中、
大団円を迎えた湖畔の調べ、
ホンマに楽しかったし、幸せすぎました。
早くも次回が楽しみです。