配置 | どんな状況?

どんな状況?

「どんな状況?」
ここに書き記したものをあとからみたら、きっとその時自分がどんな状況だったのかわかるんじゃないかな…。
まあそんな意味もこめてこのタイトルに…。

池袋の事故でのいろいろな記事を見て、以前から思っていたことを…。
あくまで私見ですが。
ペダルの踏み間違いはやはりペダル配置にあると考えています。
キャビンフォワードのレイアウトにより室内スペースを広くとった結果、右前輪のタイヤハウスが邪魔になりA、Bペダルが内側にオフセットされてきたこと。また、想像ですが多くのドライバーは一番長い時間足を預けているであろうAペダルが踏みやすいことをよしとしていること(それはドライビングポジションに関係することでもあるのだが)。それに乗っかってそういう車を作ってきてしまったこと。また、免許取得時の教習の内容も無関係ではないと…。
自分の経験での話ですが、810, 910ブル(ブルーバード)、カローラII、R32(スカイラインクーペ)、E36(BMW3シリーズセダン右ハンドル)、R34(スカイラインセダン)、V36(スカイラインセダン)、E12改(ノート)と乗ってきててペダル配置に違和感を覚えたのはまずはE36でした。まあもともとは左ハンドルなので右ハンドル仕様ではやはりペダル配置はビシっとは決まらないのだろう、当時はそう思っていました。
ところがその後乗り換えたR34もペダルが内側にオフセットされていました。R32まではそう感じたことはなかったのだが…。これで内側にオフセットされているペダル配置ともオサラバだ、と喜んでいたのに期待を裏切られてショックだったのを憶えています。ワタシは低身長で脚が短く、ペダル操作とドライビングポジションをいくらかでも良くするためにペダルカバーをつけることもある(Cペダルは特に)が、ヒール&トゥのやり易さ等々でR34はこんな感じ↓でBペダルだけはそのまま、という状態で15年近く乗っていた。
イメージ 1
 
次のV36も同じように内側にオフセットされていた。ATだったこともあってBペダルの右半分くらいしか踏んでなかったと思う(笑)。
で現在乗っているE12改。
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最初からペダルカバーがついていた(笑)。という冗談はさておき、それでもなんらかのカバーつけて正しいポジションとか運転のしやすさを目指したのだが、こいつの場合は元々の車両がATでコンパクトカーということもあり、足元が壊滅的に狭い。ペダルカバーつけるとそれこそA,Bペダル同時に踏んでしまうという…。仕方ないのでそのまま、素の状態。これでも狭いと思うんですよ。ワタシは当然足のサイズも小さく(24~24.5)、それでも狭いと感じているので、普通の人はどうしてるのだろうと思う。
で、↓これを観てくれ、こいつどう思う?
おわかりいただけただろうか…。
これはこの記事の足元だけをペダル操作してるところをツギハギしたものですが、Bペダルの右2/3程しか踏んでいないのがわかります(Cペダルの踏み方と比較するとわかりやすいかも)。
ワタシのドライビングポジションの作り方は、
 1. Bペダルが床まで(笑)踏み込める。
 2. Cペダルの操作に問題がない。
 3. ステアリングを9:15から片手で180度動かしたときに両肩が浮かない。
と、だいたいこんな感じなのですが、ペダル配置でいとえばシートに座って自然に右足を伸ばした先にBペダルがある、というのが理想ですね。
人間、パニくったときには咄嗟に一番自然で力が入りやすい動作をするものだと思うのですが、その先にAペダルがあった、というのが原因のような気がしてならない。今はどうか知りませんが、ワタシが免許取得した頃はAからB、BからAペダルへの操作切り替えは足を浮かせて踏みかえろ、と教えていました。これも原因の一つと思われます。足を踏みかえたつもりで一番自然に力の入る足先にAペダルがある、という…。上記の動画では踵を床につけてそこを軸にA, Bの踏みかえをしてますね(ちなみにワタシは記憶の限り踏み間違えたことがない)。
だから「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という証言になるのではないかと思う。
自動車メーカーは認めないでしょうけど。何故ならそのための設計変更・対応等、費用がいくらかかるものやら…。だから各種防止装置をつけることで対応する(セールスポイントにもなるし、その分利益も見込める)。
個人の感想なので科学的なデータ等はありませんが、実は踏み間違えているのは高齢者だけではない、という記事とか、こういうのとかこれとかこれとか見るとあながち間違っているとも思えません。