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オーダーメイド

深夜まで作業していると髪が早く伸びるよねという話を

ここ最近の制作チームで話していました。

確かにそうかもしれません。

只、自分の髪の事よりも、ご一緒させて頂くアーティストさんの

髪型や色の事を考える事が圧倒的に多いのです。。




髪型で思い出しましたが、私が小学生の時。

ドラゴンボールのトランクスというキャラクターが好きで、

彼の下敷きを床屋さんに持って行き、トランクスにしてくださいとお願いしました。

結果「ツーブロック」になってしまいました。


勿論、私のトランクスのイメージとは異なり(そりゃそうだ)、かなりの精神的ダメージを。。

でも、確かに良く見るとトランクス選手はツーブロックなんですね。

これはよく再現出来ているな~と、家族からは別の意味で賞賛され、

私のトランクス髪型時代は、デニムジャケット(当時はジージャン)に肩掛けで剣を持てば

晴れて実写版Z戦士の候補生、という雰囲気を醸し出していた訳です。



そもそも床屋さんとしても、お客さんが持って来るサンプル資料が「2D」ですからね。

でも、一生懸命に近づけて下さり、ありがとうございました。



その床屋さんは今はもうありませんが、

ご夫婦で経営されていた光景は今でもはっきりと覚えています。

今は別の所で、当時小さかった息子さんもハサミを振る舞っていたら素敵だなぁと思います。



sense

キャリアとセンスについて思う事。

アーティストさんからアドバイスを頂きました。



その方は、お腹が空いてぶっ倒れそうな時、

「開店したばかりで歴史が浅く、新しいお店の美味しいラーメン屋さん」と、

「老舗で長年続いているが、味がイマイチ美味しくないラーメン屋さん」

どちらに行く?



「自分は間違いなく、美味しい方に行くよ」と。

確かに長年続いているお店の味はある程度の保証はされているし、

ベテランの職人が振る舞う料理にはおそらく間違いはない。

しかし、お客さんは単純に空腹を満たしてくれる食べ物は

「美味しいもの」の方が良いに決まっているということ。

その通りだと思いました。



当然の事ながら作品を世に生む業界において、

音楽も写真も数学の様に答えが一つしかない世界ではない。



「キャリア」≒「センス」

それは「発想」の勝負だと仰っていました。



勿論キャリアが成す経験値は当然あっても、

最終的には「良いもの」を一緒に作ってくれる人を表現者は求める。

バンドもサポートに若い子入っているじゃん。と。



それは、キャリアだけでスタイルを固めるのではない。

より良い「音」や「画」を作る事を第一に考えるという事は当たり前の様で、

現実は様々な事情により比例していないケースが多く、

中身は良いけど、まだ若いから使わないという発想は、最終的に損をしているとも。



少し前の現場での話ですが、当時19歳のギタリストをサポートに迎えた時に

「若いから一緒にやるっていう訳ではなくて、素晴らしいギターを弾くという事で、

今回一緒に演奏している訳です」という言葉も思い出しました。



感覚を磨く旅は果てないと思います。

その「sence」という鍵を持って、行く先々で鍵穴に入る扉を求め、

開ける事が出来たなら、それは素敵な出会い。



自分の鍵を錆びない様に磨きながら。



追記:当時19歳だったJosh GoochさんのHPのTOP、photoコーナーに撮影カットが数点ありました。
先日21歳になられたそうです◎


Josh Gooch Official
http://www.joshgooch.com/


雲と屋根との間から

1月もいつの間にか3回目の日曜日を迎え、

プレイヤーの再生モードにある「倍速」回しで時が過ぎている様な

充実した日々です。


撮影に向かうまでのディレクションで見えて来るイメージ。

最初の場所に梯子をかけたら、また新しい場所に梯子をかけ、

トコトコと登って見える景色を想像する。


今日も五感を伝って出会える「世界」に足を向けて。