昨日、会社のDJをやっている子と、また少し話しました。
(休憩所で音楽を聴いている彼に)
僕「お、今日はヘッドフォンじゃなくてイヤホンなんだ。SUREがけだね。SURE?」
彼「いや、ゼンハイザーのSUREがけのやつです。」
僕「そんなのあるんだ。自分はね、いまだにSUREがけが出来ないんだ(笑)
前後左右がこんがらがって、ちゃんとかけれないんだよ(笑)」
彼「(笑)僕はSUREタイプじゃなくても耳の後ろにケーブルを通してます。その方がケーブルの擦れ音がしないので。」
僕「なるほど、ケーブルを耳にかけるだけなら分かりやすいかも。
ちなみにバランス接続で聴いてるの?」
彼「これはアンバランスです。」
僕「実はバランス接続が気になってて、ウォークマンを買い直そうかと悩んでるんだよね。
でもバランス接続の出来るウォークマンが8万円。リケーブルできるイヤホンがないからイヤホンも買って、リケーブルも買って、となると11万くらいかかる。それだけの値打ちがあるのかどうか、、」
彼「バランスは音場が左右に広がってくっきりしますけど、それがイヤっていう人もいますよ。左右が別物のように分かれ過ぎで。」
僕「なるほど!分かれればいいってもんじゃないんだね。それを聞いて思った。特に昔の音楽を聴くならバランスじゃない方がいいかもね。作り手がアンバランスのヘッドフォンでミックス、マスタリングしていたとすると、それがオッケーを出した音だから。
左右の混ざり具合も含めてオッケーしたのに、それを無理に分離させて聴いても良くない気がしたよ。」
彼「なるほど、僕はエンジニアをしたことないので考えたことなかったですけど、原音忠実の観点だとそうかも知れませんね。」
僕「ありがとう。悩みが吹っ切れたよ。バランス接続、やめる!(笑)」
という訳で、彼のおかげで出費を思いとどまりました。
お金をかけない言い訳が見つかっただけかも知れないけど(笑)、なんでもハイ・クオリティにすれば良いって訳でもないんだなと、立ち止まることができました。
それにしても、どんな用語を使ってもサクサクと話が進む彼は、僕の貴重な話し相手です😆
chuma@WDRS