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電源タップ、遂に使用部品の選定が終わりました。
同じ国産部品でも、メーカーによって全然音が違いました。
「音が違う」というのは何なのかというと、
・電流に変なノイズを混ぜない
・電流の供給能力が高い
この2点に尽きます。
まず「メッキあり」の部品は全て駄目でした。
そしてメッキ無しの黄銅製でも、メーカーによって全く音が異なります。
黄銅に混ぜものをしているかどうかだと思います。(そこまでは公表義務は無いですからね)
不純物が混ざっていると電流の抵抗になり、それが電気の波形を乱します。
元の電気の波形が乱れていると、音が良くならないのは当然です。
音声信号も電流であり、それは元の電流を変換する形で作られているからです。
変換前に正弦波ではない変なノイズ(つまり予定外の波形)があれば、それはそのまま音に乗って来ます。
これは馬鹿に出来ないほどの影響があって、本来の音をとことん汚します。
今回、国内PSE品でこの影響が最も少なくなる部材の特定が出来ました。
また接続方法にも編み出した秘訣があります。
ケーブルの繋ぎ方には24パターンほどあったのですが、それを全部音を鳴らしながら変えてみて、最良の音がするただ一つの方法を特定しました。
今回の試作品は、同じステレオで、同じ曲を流して、普及品の電源タップより良い音がするのは当たり前(テスト済)ですが、
壁コンセントにステレオを直結するよりも良い音になりました。
つまり、
壁コンセントの電流をノイズを乗せずに機器に運ぶのではありません。
ノイズを取り除いて機器に運ぶのです。
しかも、ノイズフィルター等の副作用のある方法は一切使わずに、部材選定と接続方法だけでです。
いま、経済産業省とやり取りをしています。
また京都の産業局に6月に試作品を持ち込み、PSE同等の検査をしてもらう予定です。
道はなんとしてでも探します!
chuma@WDRS
