書くべきことかどうか考えたけれど、僕のケジメとしてブログに記しておこうと思う。


僕には今年で組んでから10年に
なるボーカルがいた。

彼女はネットのメンバー募集で知り合い、そこから色々なメンバーチェンジもあったけど、最後には二人でアコースティックユニットで活動していた。

楽しいことばかりじゃなく、腹の立つケンカも何度もしたけど、彼女は僕の作る曲をとても気にいってくれ、僕は彼女の歌を気にいり、互いを補いあっていた。

しかし、2年前から僕の仕事が劇的に忙しくなり、今の部署にいるうちは活動を休止させてほしいと申し出ていた。


そして、今回のWDRS再結成…

もう僕の気持ちは止まらないし、かといって中途半端な掛け持ちもできない。

でも、もし誰かを裏切るようにしてWDRSをやるならば、僕は何も成長していないし、そんなバンドは何も成し遂げられないだろうと思った。


僕はどうやって彼女に伝えるべきか考えた。
その結果、最もしてはいけないことは、その場しのぎの綺麗事や、嘘で逃げることだと思った…


ひと月前、
僕は、今の自分の気持ちをありのまま伝えることにした。


昔やっていて、ずっと心残りだったバンドがあること。

その人と今年、涙の再会を果たしたこと。

そして、どうしてももう一度WDRSをやりたいということ…


年下だけど、もともと姉御肌の彼女は、僕の気持ちを分かってくれた。
「いいやん!頑張り!」と…

非難されてもおかしくないと思っていたけど、
僕の気持ちを分かってくれた彼女は、本当の意味でのパートナーだったんだと分かった。


ありがとう。
僕を送り出してくれて。

たった一度の人生にもらったチャンス。
思いっ切りハメを外してくるよ!


chuma@WDRS