こんばんは。


【職員室をあえて作らない学校】という新しいスタイルの学校が、全国に少しずつで珍しいですが、小中学校から高校まで、何校かあるそうです。


従来の職員室だった部屋を、改修する際に柱だけにして部屋の壁を取り壊し、オープンスペースにして生徒と教師が多目的で使える場にしたり、図書スペースと繋げた広いフロアにしたり…


【四角い部屋の職員室】だったイメージからは、随分進んだ設計になっているようで、風通しが良さそうです。


教師たちが打ち合わせをする際などには、パソコンを持って、固定されてない机に移動したり、学生相談に応じたり、休み時間の様子を学生〜教師間でお互いに確認できたりと、のびのびと過ごせる感じがします。


たまたま、訓練校で共に働いているスタッフが、見学に行った私立高校が【職員室のない学校】だったそうです。


見学者との打ち合わせも、そのような【オープン・フリー・スペース】でしてくれて


「新鮮で良かったよ。」


と感想を聞き、機会があればぜひ実際に見てみたくなりました。


職業訓練校や日本語学校で働いていて、【職員室の独特の雰囲気の重さ】を感じることが多いです。


それは物理的な閉鎖性〜職員だけの部屋〜によって、できてしまう雰囲気では…とも思います。


現実的には校舎を改築工事できるのは、特に公立の場合はなかなかチャンスがありませんが、もし職員室をオープンスペースに改築するのなら、そういうスペースの方が、快適に働けるように感じています。






訓練校の場合、スタッフは科の講師と共に【科】ごとの【職員室】、病院に例えると【ナースセンター】のような部屋で仕事をするのですが、このような【少人数のスタッフ空間】というのは、仕事場としては注意したい空間だとも思っています。


限られたスタッフだけの職員室になるため、


・スタッフ間の雑談の温床や噂話の場


・長く勤務しているスタッフだけで、いつしか重要事項が決められてしまう場


などになりやすい…からです。要するに、閉鎖的空間になってしまいやすいと。


実際働いていて、生徒たちが隣の作業室での休憩時間中、私は作業室で生徒の様子を見守る役割なのですが、職員室で休んでいるスタッフや講師たちの甲高い笑い声が壁伝いに聞こえてくる事がよくあります。


そういうのって、常識的にも、あまりいい感じがしないものです…


例えばナースセンターから、スタッフの笑い声が廊下まで、しょっちゅう響いてたら、患者やその家族はちょっと、何だろうっていう気になりますよね…


訓練生たちは、笑い声聞きながら


「自分たちの事、先生やスタッフが何か話して笑ってるんじゃない?」


って気になるかもしれないし…


学校には職員だけの執務室が多いと、その分、閉鎖性が際立ってしまう場合があり、新しいスタッフや、生徒との壁などもできやすいのかもしれません。


学生、外部スタッフ、一般来客からも見えやすく、職員間の風通しを良くするために「職員室のない学校」または「職員室で過ごす時間が短く、交流スペースや多目的空間が多い学校」が増えていったらいいな…🍀


従来型ではない建築構造の学校が社会的にも認められていけば、少子化が進む中で、空間を活かして開かれた学校が増えていくかもしれません✨