数日前にネパールと中国の国境沿いで起こった大規模土石流の被害が甚大で、テレビからの濁流の映像に、言葉を失い…見守るように注視しています。
日本国内も今年は水の被害が多く、自然災害についてグローバル規模で真剣に考えずにはいられない時期にきています。
ネパールは、仕事でネパール人のみの留学生クラスを3年間担当した事があり、日本で生活しているネパール人は現在23万人以上と急増しています。
ネパール、中国チベット自治区の両国で600人以上死亡、3000人以上が行方不明、ネパールに比べて中国側からの情報が少なく、チベット自治区の被害への救助もきちんと手配されるよう祈ります。
災害発生は、温暖化による影響ももちろんありますが、(日本からのニュースでは、温暖化による影響という説明に留まっているものが多いような印象。もっと深く伝えてほしい感じが…)
より深い、自然災害発生の要因は、中国側によるネパール山岳地帯で進めている水力発電所の大規模開発、ダム開発、一帯一路計画によるトンネル、幹線道路、建設ブームを急激に進めていることによる土地の侵食が大規模な土砂崩れを誘発させているという見方がCNNニュースなどをはじめに伝えられています。
そして、ネパールは中国、インドに囲まれており、インドも中国に対抗する形でインフラに出資し、ネパール政府も開発を進める形でしてきた建設ブームの脆弱性が、今回のような大規模災害に繋がり、二次災害のおそれもあります。
自然環境を守る上で見過ごすことはできない状況です。
友人から「(在日の)ネパールの留学生たちは大丈夫?」
と連絡がありました。
ネパールではここ数年間も、今回ほどではないですが災害が続いており、家族たち(親族を含む)と連絡が繋がらない留学生は不安を抱えていますが、学生同士が支え合う力、異国で生きる力は、固く強いものがあるように感じます。
今回の災害により、日本への今年後期〜来年以降、ネパールからの留学生が減少するかどうかですが、私としては、あまり減少しないのではないかと推測しています。
それはネパールという国が抱える事情や政策からで、次回に続きます。
