こんばんは。


東京といえば、毎年人口増が話題になり、労働人口に関しては超過密都市な中で、意外にも、定員割れしているところがあります。


その一つは…職業訓練校です。


訓練校に詳しい方だったら、全国的に訓練校は定員割れ傾向にある…という事もご存知かもしれませんが、私は今年働くまで、まさか東京の学校で定員割れが常態化しているなんて、知らずに驚いたのですが、最近更にびっくりな実態を知りました。


都内に複数ある訓練校の障害者実務科クラスの中で、ある学校は定員20名に対し生徒1人で開講中という今年度実態を知り、さすがにショック…


どの都道府県よりも潤沢な東京都の税収入に加え、国からの予算補助までついている中で運営できているからか、定員割れしていても、打開策を真剣に考えず、そのまま開講させ運営し、次年度に向けても同じ事を繰り返そうとする都政には、傲慢さを感じています。


例えば都内にある3校の、同じ科の学生数を合計してようやく1校分の定員数になるのであれば、1校に学生を集めて運営するというのが一般的な考え方ですが、予算が余程余っているのか、管理が行き届かないのか、全ての校舎で定員割れしていても、合併せず、たった一人のクラスを作ってしまっているという実態は、改善を急がなければならないと思っています。


その理由は、学生一人だけのクラスになってしまうと、実質的には集団でのグループワークやフィードバックが全くできず、個人レッスンと同じで、集団生活から学習経験を増やすという実務作業科の目的が適う環境ではなくなってしまうのに、東京都の訓練校では、それを見直さず運営中…


実態を知ると、何故校長や都知事といった責任ある立場の方々は宣伝だけで、親身になって教育の将来を考えていないのかという気持ちになります。(←批判的になってしまってますが)


東京は、仕事を選ばなければ豊富にあるので、職業訓練校のような


【一定期間じっくり訓練を受けて、時間をかけて技術や知識を身につけてから働く】


というニーズが減り


【働きながら、習得できるものを習得していきたい】


というニーズに移っている時代なので、それに見合う科目や授業スタイルに変えていく事だってできるはず…


さらに、学生一人のクラスで、支援員や指導員などの人員配置は定数通りだそうで、学生にとってスタッフが多すぎ、職員にとっては支援の対象学生一人に複数が常に関わるという、アンバランスな構図になってしまっている実態があります。


他県の事はあまり分かりませんが、埼玉ではここまでアンバランスな構図の訓練校はないように思います…(というより訓練校が複数あるのも東京くらいかもです。)


東京は予算に恵まれているが故に、奇妙な事をまかり通してしまっているケースがあり、また関東圏内で比較しようとしても、予算規模が違いすぎて外側から見えないという実態があります。



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