先週、PSW(精神保健福祉士)の資格登録証がようやく届きました。


携帯できるカードサイズを期待していたら、A4版の証書サイズでした。


長かったここまでのプロセスをまとめてみました。
🍀🍀🍀🍀🍀

日本語教師になる前は
【障害者就労支援センター】(市町村行政や社会福祉協議会の中にあることが多い)で、障害のある方々を対象にした【就労支援員】として働いていました。

その当時から、福祉系での専門的な国家資格を取得しているかどうかで、支援先企業担当者からの対応が、多少異なるなあ・・という感じがありました。

転職者や女性への偏見が強い、支援先の人事担当者などからは、あからさまに

「支援員さん、何か資格は持ってるの?」

と聞かれた事もありました。
(思い出すと、かなり失礼な言い方の取引先担当者でした~・笑)

福祉行政での事務経験と、キャリアコンサルタント(これも一応は国家資格)はあるので、全く無資格という訳ではないのですが、やはりその分野専門の資格があるといいよな・・という思いがありました。



ただ、PSW資格を取得するには、福祉相談現場等での実務経験が2年必要で、丸2年を経た時期は、日本語教師になるための通信制での学士資格もちょうど取り終えた時期でした。

2015~2017年までの420時間の日本語教師養成講座を受けながら、学士取得のため通信制大学に働きながら編入(3年次)し、日本語学校で働ける条件を満たしたため、暫くは日本語学校で教師をやってみたい!という思いが強まりました。

つまり、日本語教師になるために約3年要しました。

就労支援員を離れ、日本語教師デビューしたのが2018年秋でした。

秋スタートだった事もあり、学校は留学生急増中。

初めての専任教師としての1年目は、新鮮でドキドキな中、毎日残業または、持ちかえっての授業準備やテスト採点に追われる多忙な日々。

で、頭をよぎったのは、

「日本語教師は楽しい。でも、長く続けるなら、福祉相談業務の方が、慣れているし、残業もここまではなく、働きやすいのでは・・」

という思いでした。

そこで、2019年4月から1年半、働きながら、通信制専門学校でPSW受験のために必要な単位取得コースを受講し始める事に。

レポート提出は、面倒でも定期的に出せていました。

予期しなかったのは、通信2年目の2020年に、コロナ・パンデミックでスクーリングが分散受講または在宅になり、楽しみにしていた社会人受講仲間との交流が、ゼロになってしまった事でした。

コロナ禍は、通信制の学生たちにも、学習しにくさをもたらした試練の時期でした。

そしてまた、外国人との労働現場である日本語学校での働き方や安全性を深く考えるきっかけにもなりました。

2021年には、PSWの受験資格を満たしましたが、この年は日本語学校の勤務先もオンライン導入、在宅授業導入など、てんやわんや・・。

私の職業人生の中でも、最も忙しかった時期でした。

2月に初受験するも、1日目だけ受けて、2日目は「やばい驚き無理だわ~」見送りました。

そして、それから暫くは、コロナ禍もあり、国家試験を受験する気持ちになかなかなれず、見送ってきました。

2022年からは、日本語学校を非常勤講師に契約を変えて、23年からは相談業務と兼務し、ようやく福祉に少しシフトさせる働き方を見出しました。

2023年は、独学で受験しNG。
2024年、ようやくクリア~✨

障害者就労支援員として、実務経験のための現場で働いた時からカウントすると、2016年からなので、なんと8年もかけてしまった事になります。

すでに長期的なプロセスでしたが、これから先、このプロセスを忘れずに、もっとPSWの仕事にシフトさせていこうと思っています。取るだけで終わらせず✨

既に兼務中なので、またまたタイミングが難しいのですが。

資格と働き方とを検討中の方々、たくさんいらっしゃると思います。どこか少しでも何かの励みになり得たら幸いです🍀🍀