こんばんは。


最近また、専任と非常勤との業務上の責任の差が見えにくい労働現場(教育現場)になってしまっています。


4月時点で専任教員が1名減ってしまい、今期は非常勤が1クラス(同じクラス)に2日入るというクラスが増えました。


担任が専任教員なら、担任クラスに2日以上、入るのが理想的だと思っています。


できれば担任なら、非常勤よりは多めに入ってもらって、クラスコントロールをしていただけたら、非常勤としては働きやすいんですよね。


ただ、勤務先は専任教員不足なので、週1日(45分×4コマ)しかクラスに入れない場合もあります。


それは仕方ないにしても、一週間でたった90分だけ(45分×2コマ)しか担任クラスに入らない専任の担任ってどうかと・・。



忙しさや、進路指導を理由に、専任先生たちのクラス授業日が減り、新しい非常勤先生を採用して専任だった授業日に入れ込むのは、非常勤をまるで駒のように扱っているようにも思えて・・💦



これから夏にむけて、JLPT対策なども考慮に入れて、担任教員は進度表(授業予定表)を作られていると思うけれど、1週間にたった90分だけの授業教授で、JLPT対策を学生のスキルに合わせて作れているのか、進捗への正確な把握など・・疑問です。


昨年、経営者側の気まぐれのようにネパールからの留学生を入れておいて、7月にN3を目指せるレベルに達してる学生がどれくらいかのフィードバックさえも、担任からも教務主任からもない・・。


ネパール留学生たちは、国民性もあってか、


「もっと勉強をきちんとしないと、N3は難しいですよ。」


と厳しめに言っても、あまり緊迫感がないし、日本のテストのルール(当然ですが、周囲のカンニングをしない)にもなかなか慣れません。


担任教員も、教務主任も、できる事はしてくれていると思うけれど、結局のところ1週間で90分しか入れないクラスだと、問題のある学生への授業中の対応や進捗などは、一つのクラスに多く入っている非常勤の方に任せているのと同じ実態です。


何回か書いてきたけれど、専任の人員数(教員数)を確保せず、留学生数に変動があるからか・・人件費をかけず非常勤雇用が7割という日本の日本語学校の現状は、教える側の責任という面でも曖昧になってしまうと感じています。