こんにちは。


最近、空き時間に少しずつ読んでいるのが、レイチェル・カーソン(1907~1964)の【沈黙の春】です。


レイチェルが、闘病中の癌で亡くなる2年前、54歳の時に自然破壊に警告を発した先駆書として、今でも注目されている本です。




化学薬品や殺虫剤などが環境、生物、人類に与える影響を科学的裏付けを元に告発された本として、出版妨害を受けながらも、当時のケネディ大統領に認められ、世界中に翻訳される事に。

化学薬品がアメリカ農場で散布されたことへの被害が各地で報告された1957年頃にレイチェルは執筆を決意し、1962年に刊行されました。

沈黙の春~ドラマチックなタイトルと、表紙の花の写真、そしてレイチェル・カーソンという名前・・引き込まれたのはこの3つの要素からでした。

ある本を読みたいと思う時、その時点で多分、著者と本と潜在意識の暗号のようなものが繋がり、その暗号を詳しく知りたいと思って読みはじめる・・大体そんなきっかけです。


↑こちらはレイチェル・カーソンの生涯を紹介した本です。

少女時代に作家を夢見ていたレイチェルが、海洋学を専門にして、海の伝記作家となり【われらをめぐる海】がベストセラー化するまでの事や、自然への豊かな関わりかた、自然と共に育ってきた生活などが、写真と共に綴られています。

気に入った本に出会うと、その著者についても知りたくなり、こっちの方が最初は読みやすい感じもあります。

レイチェルの環境保護への精神は日本にも受け継がれていて、都内にレイチェル・カーソン協会があり、定期的にセミナーなど開催されているそうです。

それでは、よい週末をお過ごしください✨