留学生対象の授業からです。


教えていて、楽しい✨と思えるのは、学生が【惜しい間違い】をした時です✨


「なるほど、外国人からは、この文をこう解釈しやすいからか。」


と分かり、日本語の特徴や、外国人が陥りやすい間違いに気がつけるのは、こちらが注意して教えるための材料になり得るので。


ところが、最近の学生たちは、答える前に母語で相談しあってしまっている事もあり・・


「分かりません」か、「クラスメイトから母語で聞いた正解を答える」解答ばかりになるクラスがあります。


そもそも、自分で答えを考えないのが問題なのだけれど、「正しい結果~解答」だけ答えて、日本語の授業での説明やプロセスを大切にしようとしない姿勢には、ちょっとカチンとくることも。


日本語学習や、勉強そのものが好きな学生は、自分で答えます。


そして間違えたとき、「何でそれが正しくないのか?」文法上のルールや、表現の特徴、語彙の用法上の意味などを、正しく知ることに熱心なので、知識も理解力も深めていけるようです。


間違えたからといって、何か罰を与えるわけではないので、授業では【間違えて、直す】プロセスを、学生にはたくさん経験してほしいなと思っています。


よく覚える学生ほど、惜しい間違いを堂々としてくれている!そして、間違えた後の定着がいいようです。


知ろうとする意欲と、チャレンジ精神が高くなれる学生を増やせるよう、授業運営に工夫していこうと思います。