新学期になり、クラスに入ったら、担任を持っている教師たちによる席替えがなされていました。
多いと、1か月に1回以上、席替えを強行している先生もいます。
それは、担任教師側は、クラス・コントロールが大変なクラスだからとか、どうにかお喋りを止めさせたいとか、何らかの意図があるからだと思っています。
自分はどちらかというと、留学生とは大人同士として接したいので、授業対応策としての席替えは、あまりない方がやりやすいです。
もう18歳以上なのだから、ある程度クラスがまとまってきたら、自由に座らせてもいいんじゃないかな・・とも思ってます。
学生たちに、自主的に席を選択させた上で、必要なクラスコントロールをしていっても、よいクラスを作れるんじゃないかな。
あまり席替えにこだわり、教師が一方的に座席を動かすのも、どうかな・・って。
(自分は担任ではないので、担任には言えない立場だけど・・)
自由にさせたら、積極的な学生は大体、前に座りたがるだろうし、後ろに座りたがる学生にも、理由があるのだと。
教師が心配しているのは、後ろに座ると、寝てたり内職したり・・が多くなる事だけれど、後ろになりたい学生には、例えば、
・体が大きく、真ん前だと小さい人の邪魔になってしまう。
・先生のそばは、緊張してしまい、集中できない。
・後ろの方が、クラス全体がよく見えて安心できる。みんなの動きを見ながら、追いつける。
など、自分の特徴や学習スタイル、後ろの席の良さもちゃんと分かってたりもしてるから。
前の方が学習効果は高いという統計データがありますが、外国語に慣れるまでは後ろ側に座りたいという学生がいたら、それも自由選択で尊重してあげればいいかなと。
以前、都内のある日本語学校の見学に行ったら、ロ型配置にして前も後ろもないクラスに20人学生がいました!斬新でした。
学生同士がお互いの顔も見えて、新しいスタイルの机配置で、なかなかいいな🎵と思いました。
多分ね、前に動かしたり、後ろに動かしたりを極端にやる先生は、生徒の自尊心を無視してるように学生側に思われてしまう。だからかえって、信頼関係築きにくくなっちゃうかも・・。
席は自由に選べるくらい、ゆったり構えても、18歳以上を扱う学校なら、それでいいようにも感じています。