おはようございます。

少しずつ空が秋らしくなってきましたね。


9月の夕焼け空は、夏を残しつつ、色が柔らかに染まっていくので、1年中で一番好きです🎵夕方に彩雲も今月は2回見ました。




 さて9月は、日本語学校にとって4月から開始した前期の最終月になる節目月です。


卒業した学生が学校に久しぶりに顔を出してくれたりする事がある時期です。


2年前のコロナ禍真っ只中の3月に卒業し、西日本方面の大学院へ進学した留学生から、夏の間一時帰国した際のお土産と近況が届きました。


大学院に進学希望の留学生は、大学卒業後に留学してくるため、落ち着いていて教えやすいのと、目的がはっきり定まっている場合、サポートしやすいと感じます。





ただ、当時はコロナ禍で学校そのものがオンラインまじりで登校の制限があり、進学に向けた面接練習など、密に気をつけてしたり、学生は初めてオンライン面接を経験したりと、対応に苦慮し、感染拡大を心配しながらの1年でした。


例年だと皆が楽しめるディズニーランドの遠足は雨でもなんとか行ったけれど、ザーザー降りになり、可哀想だったな。


浅草への新年お詣りや水上バスも中止になり、卒業式できたのがせめてもの救いで、あとは本当に応急対応ばかりになってしまった年で、卒業後も連絡をもらえるとは思っていませんでした。


その留学生にとっては、東京ではなく、地方の大学院へ進学した事が、コロナ禍ではもしかしたらプラスに作用したようで、その後の2年間は慣れるのが早かったようです。


卒業後、国へ帰って就職したのかと思っていたら、今春から再び東京へ引っ越し、日本企業へ就職しているとの事で、元々上海っ子のせいか、東京には馴染みやすいようです。


2020年からは未経験の事ばかりだったコロナ禍でしたが、若い学生たちがオンラインや通信手段を巧みに使いこなしていく姿には感心しています。


この留学生は、宅配便送受信など、日本語で難なくできていたり、いつ調べたのか、在学中に友達と東京の地元での環境美化のボランティアに参加しSNSに載せたりしていた事を思い出しました。


生活していく上でのつながりを、若いうちから自分なりに身に付けていく姿に、頼もしさを感じられました。