こんばんは。
唐突かもしれませんが、皆さま、日常で「手書きする」機会や、文章化する事などが、年々減ってきていませんか。
私は明らか減ってきていて、仕事以外ではあまり書かなくなってきました。
今日は、留学生たちに教科書の穴埋め問題や、短い文章を書く練習をさせたのですが、思った以上に時間のかかる学生が多く・・。
「そうか・・書く機会がそもそも授業や日常で減っているからか。」
日々の暮らしを反映してる事に気がつきました。
会話もだんだんと対人より、対スマホ、対機械やAIになってきている時代で、会話苦手な学生がますます増える事が容易に予想できてしまいました。
今日は久しぶりに、担当しているクラスの教科書記述問題をプリント形式にして回収したので、添削作業が待っています。
授業で扱う問題は、選択問題なら、正しい答えを文章中から選べばいいので、自分の頭から語彙を抽出する必要がありません。
こういう問題ばかり、受験生は多く解くけれど、脳への刺激は少なく、頭使ってない学習のような感じがします。
そのため、穴埋め問題だと、語彙を捻出できず、空欄のまま・・
苦労して会話したり、文章作るために、辞書使って調べたりする語彙は、記憶に残りやすいはず。
機械っぽくない人間を育てたいなら、やっぱりアナログな手作業多い授業をしていきたいなと感じました。
記述式の添削や採点は、めっちゃアナログ作業だけど、手をかける分、学生の学習態度や、理解力、応用力などが把握できるので、ときどき加えてます。