おはようございます✨


今週は、学校はもう夏休みにした方が安全なのでは・・と思える暑さ【37~38度】でしたが、留学生たちと7月最後のレッスンでした。


コロナがまた増えていて、あまり落ち着かないんですけど・・。でも、暑い中でも学生たちの元気な姿にこちらも元気をもらいました🍀🍀


さて、初級クラスからです。


みん日27課は可能形で、可能形への変形などは比較的よくできていましたが、ちょっと面倒な文型【~しか・・・ません】限定用法のタスクも入っていました。


【~だけある】をまず復習して、応用として、

⭐️例1~100円しかありませんから、弁当(600円)が買えません


⭐️例2~5人いて、ケーキは3個しかないパワポを見せて、3個しかありませんから、(全員に)あげられません。


同様のシチュエーションをパワポで見せて、それだけ(しかない)から、・・・ない(ません)というパターン練習をたくさんしました。


日本語って、【~ない】でいう表現が非常に多く、初級を学ぶ学生にとっては、かなり混乱しやすい文型です。


⭐️例・日本語~5分しかないよ!いそがなきゃ!

⭐️他の国だったら~あるのは5分きっかりだ!いそがなきゃ!(ある、を使うのが一般的な言語表現です。)


⭐️例2・日本語・それって悪くないね~


例2の意味は、「かなりいい感じだよ」とか、「思ってたより、いいじゃん!」


(じゃ、なんで「いいね~」と言わないのかな、と外国人にとっては、混乱しやすい。)


つまり、日本語って回りくどい表現が多いんですよね。


初級とは言っても、このような日本語特有の表現がポロポロ入ってくるので、分かりやすい「数を加えた例」を出して、練習するようにし、更に日本語は【ある場合でも、ないを使うことがある】という概念を伝えるようにしています。