こんにちは。関東も梅雨明けしました。


日焼けも暑さも怖く・・、何かするなら夏は午前中(または涼しくなる夜か・・)が勝負だと思っています音譜音譜


え~と、マティス展~4月下旬から8月20日まで東京都美術館で開催中~で、マティスの明るい色彩を備忘録として✨6月下旬に行ってきました✨







特にマティスファンではないのですが、西洋美術そのものが好きなので、時間の都合さえつけば、西洋画の特別展には行くことが多いです。


芸術作品を通し空間共有できる美術館内では、その作品が生まれた海外を旅しているような気分にもなれて好き🎵


写真撮影可能なエリアの作品から

~ニースの室内シエスタ~





開放的で、気持ちよさそうな作品が多かったです。









マティスって、赤を多く使う作品がある印象だったのですが、次の作品【夢】の女性の背中と青は、赤とは違った開放感がありました。




彫刻作品にも背中をモチーフにしたものが多く、さらに版画、切り絵、ドローイングの作品などもありました。





マティスは、自分の子供をモデルにした作品も多く、優しい父的印象も。

マティスの自画像



晩年、マティス自身が生活した南フランスのヴァンスにあるロザリオ礼拝堂でドローイングしてる写真。
(ふくよかなおじいちゃんですね✨)




そのロザリオ礼拝堂のマティスが手掛けた室内は、光と色彩溢れる幻想的空間で、動画が館内に流れていました。(以下の礼拝堂写真は借りました。)




晩年の、礼拝堂での集大成となる作品のモチーフに似ている、柔らかい切り絵タペストリー作品に、夢~背中の絵と同様、心がほぐれました。
【オセアニア・空】という作品名で、壁一面くらいの大作。

マティスがタヒチを旅したときの海と空をコンセプトにしたものが、15年後に作品になったそうです。切り絵まで手掛けていたなんて、知りませんでした。

記憶に沈められたものが、15年後に形になって蘇って、それが柔らかで素朴な海と空というところ、派手な印象のあったマティスの素の一面を知ることができた気がしました。


↑これは、その作品コピーのクリアファイル~特別展の売店で

マティス展は20年ぶりの特別展なので、常に混んでいますが、時代ごとの作品を鑑賞できるので楽しめました。








それでは✨