おはようございます。


熊川哲也さん率いるKバレエカンパニーの舞台、5月下旬に行ってきました。


~蝶々夫人~は日本の女性が主人公の悲恋物語で、バレエに組み入れると、どんな舞台になるのかと、興味深く鑑賞しました。


会場の東京文化会館大ホール前での写真です。

蝶々夫人役、飯島望未さん。


とてもスマートで繊細な動きも衣装も、ぴったり似合っていました。



お相手の海軍士官ピンカートン役は、超イケメン✨、ジュリアン・マッケイさん。


彼の存在感で舞台がとても華やかになっていました。




芸術・舞台監督の熊川哲也さんが現役だった頃、一度同じ会場でバレエを見たのですが、その頃より更に、
「日本らしいバレエを」
というようなこだわりを感じられました。


衣装の着物、小道具の扇子、傘、提灯、刀を用いた舞い方。

舞台終盤で主人公が正座でお辞儀をしたりと、日本特有の仕草に見いだせる【美】と【感情】が感じられ、見ごたえがありました。

この写真は、パンフレットからです↓


カーテンコールの2回目で、キャスト全員と共に熊川哲也さんも、中央近くに現れ会場が湧きました✨

テレビで観る時より少し小柄な感じがしたのと、とても存在感のある人なのに、意外と控え目な印象でした。

熊川さんが舞台に現れたのはそのカーテンコール1回のみでした✨

コロナが猛威をふるったこの数年間、舞台芸術の業界は、公演に至るまで、とても苦難な時期だったと思います。

しかし舞台では、それを全く感じさせない、細部まで細かなセットと踊りで、内に秘めた強さや誇りをバレエダンサーさんたちから感じた舞台でした。

会場には、この日のKバレエカンパニーさんのイメージにぴったりの、かわいらしいお花が届いていました。