こんにちは。


作者サン・テグジュペリの生涯が絵本になっているのを見つけました。

珍しいでしょう?!


夜空のようなロイヤルブルーの装丁です。




作者がフランス~ベトナムへの飛行の際に、着陸失敗しサハラ砂漠に不時着してしまい、それから3日後にカイロに徒歩で現れるまでの経験が、星の王子様の作品として誕生しました。

操縦士でもあり、郵便輸送機でヨーロッパから南米まで飛行していた作者の生涯は、星の王子様同様に、どこかベールに包まれたような、神秘的な魅力を感じます。

↓左の写真左から4番目が作者アントワーヌ。(上記の絵本から)




↑生涯の妻になる、コンスエロは、薔薇の花に比喩され、物語にも出てきます。

右部分は、二人が空をデートしているところ。

作者は、44歳で、亡命先ニューヨークからから祖国フランスの偵察飛行を命じられ、その飛行中に不時着し、帰らぬ人になってしまいます。

大ベストセラーになる星の王子様が刊行される前に・・

だから作者は、地球上で星の王子様がどれ位売れるか、読まれるか、話題になったか・・などが騒がれる頃には、もう別次元へ旅立ってしまっているんですね。

私が学んだ数秘学(カバラ秘教)では、44は守護天使を表す数字です。

作者が世界に遺してくれた、純粋な子どものような正直な視点からのメッセージを思うと、サン・テグジュペリはまさに地球上の守護天使的な存在だと感じます。



星の王子様の絵本をもうひとつ。
これ↓は、文章、絵どちらもイギリス人による絵本で、きれいな色合いだったので✨

小説を全て読み返すには、それなりに時間がかかるので、要約として、各場面を思い出したい時などに、鮮やかな色彩と共に眺めると、楽しめると感じました。




この本↓どあれば、作者が描いたあの挿し絵もセットで楽しめますね。