とどこかで知り、興奮して向かったヴィクトリア&アルバート美術館。
(Victoria & Albert Museum)
高校時代、『風と共に去りぬ』を読んで、こんなに面白い本はない

と感激し、読むスピードよりも速くページをめくりたい葛藤に陥った記憶があります。
映画でスカーレットを演した彼女のギャラリーを観に出向いたものの、
あんなに巨大で荘厳なV&A美術館の中に、
勉強机程度のディプレイがちょこんとあっただけでした

係員も頭を傾げつつ、恐縮そうに場所を案内してくれました。
撮影全くOKということだったので、
なかなか、V&Aを訪問できない方のために、沢山撮影してきました


1939年の映画『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役に
抜擢されたことを祝して女優、ノーマ・シアラーから届いた電報。

1941年の映画『美女ありき』That Hamilton Womanの撮影現場。

1945年の映画『シーザーとクレオパトラ』にも出演。

ローレンス・オリビエと結婚していた1950年当時、
一緒に購入したノトリー大邸宅には
芸能界の著名人が多く出入りしたとされています。
これは訪問客が署名したサイン帳。
キャサリン・ヘップバーン、ベティ・デイビス、ハンフリー・ボガード、
ジュディ・ガーランドなどのサインも含まれています。

芝居『欲望と言う名の電車』のプログラム。


1951年のこの映画で孤独な未亡人ブランチ・デュボワを演じるに際して
『美しく』あるのではなく『役柄に適した』容貌を作り出すために、
かつらをかぶって、髪の毛は薄くわびしく見せたいとメモ書きしています。
流れるような文字、案外、達筆


本来はあんなに美貌を誇る女優なのに、大物役者ですね。

『ガラスのゴブレットをいただき、ありがとうございます』
と1951年当時首相だったウィンストン・チャーチルから届いた礼状。

有名写真家Anthony Beauchamp撮影。

1958年、アポロ劇場で上演された『エンゼルスの決闘』ではパオラ役。
あっ、アポロ劇場だ...

実はつい二週間前、この劇場の天井の一部が崩壊して
80人が負傷してしまいました


舞台の設定は19世紀。
でもクリスチャン・ディオールがデザインしたこのドレス、
当時、世界的にセンセーションを引き起こした『ニュールック』を取り入れ、
第二次大戦中のミリタリールックなど男っぽい服とは打って変わって、
優しい肩の線、細いウエスト、すそ広がりのスカート
といった女性的でエレガントなシルエットが特徴。
昔も今も同じですね。
レトロなスタイルがリバイバルで流行っても、
そのままで着るのではなく、今風にちょっと工夫が必要です。

ビビアン・リーの展示はこれで終わり。
今回展示がなかったけれど、
1940年の『哀愁』Waterloo Bridgeも切ない良い映画ですよね。
他の劇場関係の展示もあったので、少しご紹介しましょう。
現在もあるドルリーレーン劇場。
今でもボックス席が最高7ポンド(1200円位)で取れるなら
毎日でも行きたい


ミュージカル『ライオン・キング』の舞台衣装。
懐かしいなあ、大人でも十分楽しめます。

あっ、みんなが絶賛する『ウォーホース』だ

絶対観に行きた~い


1882年、俳優ヘンリー・アーヴィングがシェイクスピアの『空騒ぎ』
Much Ado About Nothingでベネディック役で身に着けた衣装です。

美術館は時間がかかって疲れる、と遠慮した友達もいたけれど、
このちっちゃな展示なら、疲れるどころか、他も廻りたくなるかも


でも、ちっちゃくても、観ることができて大満足です

もしご覧になりたい方は3階にありますよ。

トーキングイメージの小畠利子について