私が乗馬を始めたのは13年前。
どうにか馬に乗れるようになって一年位たった頃、乗馬仲間に誘われて、
Wiltshireウィルトシャーという英国南部にある田舎で、初めて自然の中で乗馬をしました。
その時は、ちょうどBluebellブルーベル(釣鐘草つりがねそう)が良い香りを放ちながら一面咲き乱れ、青い絨毯の中を走り抜けるような、そんな幻想的な感覚に感激したものでした。
ここ数年、なかなか週末かけて田舎で乗馬をする機会がなかったのですが、
今年こそは!...と5月のブルーベルの季節に仲間と出かけることにしました。
久しぶりだな~
うっれし~
朝は日が射しているけれど、天気予報は雨。
雨具をまとって準備万端。

今日はComaコーマという馬に乗ることになりました。
馬に一日、ずっと乗っていられる嬉しさは当然だけれど、
それに加え、この自然の中で過ごせる幸せ感を、しばらく忘れていました。

自分が、広大な美しい自然の中の一部になったような、そんな感動が甦ってきました。
始めて田舎で乗馬をした時も、友人に
『馬に乗っているトシコはいつ見てもニコニコしてる!』と言って笑っていましたが、
心から楽しいことをしていたら、自然と笑みがこぼれますよね


ああ、雲行きが...やっぱり雨が降りそう。

ランチを取るパブに向かう頃からザンザン降り。
雨具をまとっておいて良かった!
コーマ、しばらく待っててね


こうやって馬のまぶたをそーっと撫でてあげると、
あまり慣れない馬だったり、緊張している馬でも、まぶたを閉じて、落ち着いてくれます。
腹ごしらえもしたことだし、さあ、再び出発!

森の中に入ると、楽しみにしていたブルーベルにやっと遭遇。
ただ、今年は長い冬だったせいか、2週間前にやっと咲き始めたらしく、
まだ咲ききっておらず。

雨もやっと止み、羊の群れにも遭遇。
『なんだ、なんだ!』と近寄る羊もいれば、恐れて、逃げる羊も


一日の遠出を終え、馬場に戻ると、こんなにカラッとお天気に!
あの雨はなんだったの?
馬たちも一日、お仕事したことだし、あっという間に餌を食べ干していました。

こんなにポカポカだと、猫も日向ぼっこ。

お疲れ様!と出してもらったお紅茶とカップケーキ。
とーっても美味しかった。

泊まった宿の裏を流れる美しいRiver Wylye ワイリー川。
夜7時半頃だったけれど、まだ真っ暗にはならず、日が長くなっています。
奇麗な空気を吸って、一日、自然の中で運動をしたせいか、夕食のおいしいこと

英語でEat like a horse馬のように大量に食べる、という表現がありますが
まさにその通り、馬のようにべロッと何も残さず、美味しくいただきました


ぐっすり睡眠を取り、朝食にはイングリッシュ・ブレクファストをいただき、
(良く食べるなあ~
)今日も乗馬に出かけます。
宿の横にある電話ボックスを覗いてみると、
なんと、今やもう使わなくなった電話ボックスはちっちゃな図書館に変身していました!

乗馬二日目はJoeyジョイ―に乗ることになりました。
今日も雨具を着て、ばっちり準備万端。
左にいる友人が乗っている馬はMagicマジック。
実はマジックはジョイ―のお母さん。
ジョイ―が生まれたての頃はバンビ―のようにか細い仔馬でした。
昔、私がマジックに乗って出かけようとすると、お留守番するジョイ―はお母さんに向かって
ヒヒーン...というか、クーンクーン!!!となき、
お母さんのマジックもそれに応えてヒヒーン!ヒヒーン!
ああ、ごめんね、マジック。ごめんね、ジョイ―。

そして、一日を終え、馬場に戻りつつ、まだ数百メートルはあるのに、
息子に向かってヒヒーン!ヒヒーン!となくマジックに応えて、
ジョイ―も『ママ、待ってたよ!』と言わんばかりにクーン!クーン!
何だか、親子を離れ離れにさせてしまったようで心苦しく、
涙が出そうな思いになったことを思い出します。
なのに、今やこんなに立派に成長したジョイ―。
今回はママといっしょだから、全然なかない。

5月16日のブログにも書きましたが、『あ~勘違い!ナタネ編(ビデオ付き)』
黄色いナタネ畑が以前に比べて、かなり目につくようになりました。

牛の群れも我々の姿に気づき、どんどん近づいてきます。
そーっと横を通り過ぎたあと、だだっ広い平野をgallopギャロップ疾走しました!

ああ、爽快だったなあ。
さすがに速すぎて、牛たちはついて来れない。

かわいいね、ジョイ―。


犬の散歩をする地元の人。
馬がビックリしないように、それにワンちゃんも恐れないように
立ち止まって私たちが通り過ぎるのを待ってくれます。
車にせよ、自転車にせよ、そおっと通るか、立ち止まるかが、
馬のそばを通る時のマナーです。
どうもありがとうございます!

馬に乗りながら携帯で撮ったビデオ(46秒)なので、ちょっとぶれていますが
ブルーベルに囲まれながら、馬に乗る気分を味わってみてください。