Fashion and Textile Museum ファッション・アンド・テクスタイル・ミュージアムがあります。
ちょうど今、Hartnell to Amies 『ハートネルからエーミーズ』の展示会を行っているので、
先日、立ち寄ってみました。
20世紀初期、Made in England メイド・イン・イングランドの旗をかがげた
有名デザイナーの作品が展示されていました。
ノーマン・ハートネルというデザイナーは、1920年代、まだイギリスでは服と言えば、
パリまで行かないと、エレガントなクチュールを手に入れられなかった時代に、
ロンドンのBruton Streetに初店舗を開きました。
本来はロマンチックで美しいロングドレスをデザインすることを
もっとも愛したデザイナーですが、
こんなにシックで、今となっては、レトロなスーツやドレスもデザイン。
ステキ!

そして1930年代から、もう一人、名を上げたのがハーディ・エーミース。
あっ!この小さな幾何学模様のシルクドレス、
私が子供の頃、これにとても似たネイビーのワンピースを母が自分で縫って着ていました!

こんな1950年代風のワンピース、2013年の今でも着たい


細やかな刺繍やビースの装飾が目を引きます。
王室ご用達に指定された二人のデザイナーは、特に第二次世界大戦後、
エリザベス女王がこの二人がデザインした服を身に付けたことで、
一挙に『イギリス』ブランドとして、世界に知られるようになりました。

このピンクの帽子とドレスを身に付けたエリザベス女王の写真は良く目にしていましたが、
実際、目の前のディスプレイで見ると、ものすごいショッキングピンク!
なのに、女王様が身に付けると、特別ショッキングでもなく、普通のピンクに見えますね。
パーソナルカラー分析をされた方ならおわかりかと思いますが、
女王様の彩度はかなり鮮やか。
従って、何色にしても、彩度が高くないと、疲れて、年老いて見える恐れがあります。
86歳になられた現在でも、こういう鮮やかな色を着ていらっしゃるのも納得。
これは王室ご用達の帽子デザイナー、フレドリック・フォックス作。

この帽子もとてもエレガントですね。
ロイヤルアスコットなどでシンプルなドレスと合わせて身に付けたら、なんとゴージャス。

このFTM ミュージアムはとてもコンパクトで、ああ~疲れた、ちょっと座ってお茶したい...
と思う前に全て見終わる小規模な展示会場です。
フラッシュさえ使わなければ、写真撮影もOKだし、
とても気さくで、面白い展示を頻繁に行っています。
この展示は2月23日まで公開しています。
機会があったらぜひ、立ち寄ってみてください。
美しいものを目にすると、心が洗われますね。