一時的に使うつもりのブラインドが、いつも間にか、一時的の期間を過ぎていました。
こういうことではだめだ!と思い立ち、
一時帰国の前に注文を入れ、ロンドンに戻って来ると同時に早速、
カーテンのフィッティングに来てもらいました。
やはり部屋の雰囲気が違う。
服のコーディネイトと同じように、
何かちょっと物足りないような部屋の感じが、あっという間に消えました!
これでお客様も、より心地よい環境でコンサルティングや
トレーニングを受講していただけると嬉しいです

フィッティングに来てくれた男性はモクモクと仕事に取り組んでいたけれど、
終わり頃になると、ほっとしたのか、少し話しかけるようになりました。
カーテンやさん:「あなた、もともと、どこから来たの?」
私: 「私は日本から来たのよ。あなたは?」
カーテンやさん: 「僕はトルコ。僕は日本人は好きだよ。日本人は心が暖かいでしょ?」
正直、暖かい人もいれば、さほど暖かくない人もいると思うけれど、と思いつつ...
私: 「そうね、大いにして暖かいかもね!」
なんて調子の良い私...

カーテンやさん: 「日本では皆、仲良くしているんでしょ?争いごとはないでしょ?」
あまりに分野の広い質問で、どういう意味かと思っていたら...
カーテンやさん: 「仏教徒とキリスト教徒の間で問題はあるの?」
私: 「いや、特にないわよ。日本は仏教国だけれど、正直、まじめに宗教を日々の生活に取り入れている人は少ないし、冠婚葬祭以外、無宗教と言ってもいいくらいオープン。」
はじめてキリスト教が日本に伝えられたのは1549年で、キリシタン禁止令が出た1630年頃は宗教上の問題はあったけれど...
とスラスラ言えたら日本人として格好良かったのだけれど、
何年だったか忘れてしまったので、
私: 「何百年も前にはじめてキリスト教が日本に入ってきた頃には問題があったけれど、
今はないわよ。」
すごくアパウト。恥かしい~

カーテンやさん: 「そうかあ、それは良いことだ。ユダヤ人っているの?」
私: 「アメリカ系ユダヤ人とか、イギリス系ユダヤ人とか、多少はいるかもしれないわね。でも、頭の上に小さな黒い帽子をかぶったり、トップハットみたいな帽子に、男性でも縦ロールのようなヘアスタイル、そして全身黒で身をまとっている人は見かけないから、明らかにユダヤ人か、どうかはわからない。」
カーテンやさん: 「そうかあ、問題がないことは良いことだあ。」とニッコリ。

彼はそれ以上は口にしなかったけれど、
考えてみると、トルコ人の彼はイスラム教なのでしょう。
イスラム教とユダヤ教は歴史的に、なかなか根深い問題を抱えていることから
婉曲に日本での宗教状況を聞きたかったのかもしれません。
無宗教というのも、何か物足りなさを感じないわけでもないけれど、
どの宗教であれ、根本的には良い生き方をしよう、と言う願いから生まれたはず。
宗教上の問題を意識せず、日々の生活を営んでいける私は幸せだ、と気づきました。
どの宗教であれ、カーテンやさんが言うように、「暖かい心」を忘れないようにしよう、
と思いつつ、新しいカーテンを眺める私です。
ようこそ、トーキングイメージスタジオへ

