ここの「バランス」は
広範囲のものでなく
本篇では、
その「日常的側面」と「学問面」に限り
見たい
他篇で、日常において
自宅電気のスイッチの
どれが どの電気なのか
さっぱり関心がなく、
「モグラ叩き」式に操作する・・・
(やはり他篇で)
旅に出て、費用の全部が
どこに置いたか まったく記憶なし・・・
などなど、鳥居龍蔵は
日常的にいい加減で、おっちょこちょい、
だ というようなことを述べた。
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こういう面だけ注目すると、
龍蔵は まるで「だめ人間」!
その頭脳で、なにか大きなことを
成しえるとは、見えないかも?
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特に 日本の社会文化は
こまごました面で人間を評価し
「こんな小さなこともできない人は
もうだめ人間だ!」という教育あり?
そのため、幼少時から他人の顔色を
上手に読み、
細かいことに「全神経」を集中し
点数稼ぎする習慣を身に着ける、
だから、スケールの大きな人物・
個性的な人物は育ちにくい、
途中でふるい落されてしまう から。
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龍蔵は 幸いにも
明治 という激動な時代に成長し
自由自在に生活し、
その個性・特徴を思い切り伸ばせた、
又幸運にも、才能を認められ
さらなる成長につながったのだ!
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日常的なこと、細かいこと が「不得手」?だが
本業の人類学調査になると
ずば抜いた「切れ者」に変身、
海外の訪ねたことのない調査現場につき
現地の人々より詳しいくらい、
発掘すべく遺跡は、山奥のどこにある
たどり着くための道は、
森がここ、川は・・・など
緻密な地図を自ら作成する、
海外着後、他篇で述べた「乗り物」で
雪でも嵐でも、「亀さん」のように
目的地に向かうのだ・・・
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日常的に、全く無頓着、しかし
人類学調査 となったら、群を抜く実力
比類のない 頭脳の切れ味・・・
「だめ」な面 と優れた面・・・
一見「あい反対」?に見える側面が
同一人物に備えている、
すなわち、これらが、
人間鳥居龍蔵の「バランス」といえよう!
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世界の偉人、天才として
偉大なる業績を残した人々は、
どちらかというと、
こういう「バランス」を持つ方々が多いようだ?
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貴重なお話。ありがとう!