人間鳥居龍蔵 あざらし丸 -17ページ目
1945年
日本敗戦により
ハーバード燕京が元に戻る
余りにも有能なチュアードさんは
米国の中国駐在大使にもなり
極多忙人間に
間もなく、中国内戦が始まり
燕京学園に直接どうってことないが、
米国は国民党支援で
共産党とは敵対的立場に・・・
後、共産党の全面勝利により
国民党政権は台湾に移り
米国も中国での足場を失い、
撤退をやむをえなくした、
よって、「米国領」燕京学園も
守りきれず、
共産党政権樹立と共に、
国交なしの国として、
中国全土から姿をくらました、
本来政治家でないスチュアードさん
「大使」を勤めたためか?
長年働いた「ふるさと」とも言える
中国から引き上げざるをえなかった、
若き日から、彼は中国を
貧困・文盲などから救いたい一心、
真摯に宗教活動をしてきたから、
とても辛かったそうだ・・・
政権についた共産党は
すばやく学園内優秀な教師
(外人・中国人ともに)を確保し
他の大学からも優秀な人材・学生
を選択抽出し、組み替え・編成し
トップ大學にする構想で
新たな大學を「北京大学」と称し
発足した。
これは今の「北京大学」前身で
以前のどの大學の継続でもない。
校舎は元「燕京学園」施設を利用だが
中身は前記とおりで編成換えしたもので
元の「ハーバード燕京大學」ではない。
ただし、元同施設の米国系に負けじ
中国のトップ大学にする目標だった
この時代の中国は、ソ連型で
高度知識層を格別重要視し
この層への高給優遇は想像を絶するほど
給与は一般人の数十倍
生活は広い邸宅の欧米式のまま
建設した大学宿舎もすべて欧米式
一般教職員も全部入居
高度知識層は高い生活レベルを維持
欧米人経営洋食レストランで食事をし
快適に仕事に励んだ・・・
その上、高齢になっても
同じ給料のまま研究を続けられる
しかし、徹底した「実力主義」で
トップ的実力者が認められる
例えば、数カ国外国語を高度運用、
学問的にも大きな実績をもつ・・・など
こういう「エリート政策」のもと
中国政府要人たちが動いていた
彼らの多くは実際
欧米留学の知識層などで
共産主義に傾倒したもの
彼らは
「大物学者」鳥居龍蔵の価値を
よく知っており、かつ心底尊敬し
だから、度々龍蔵を訪ね
ぜひ中国でこのまま
研究を続けて欲しい、と
大変真摯に申し出てきた
建国当初の皆さん、
お国の文化的発展に
大きく期待し、情熱に燃え、その
一生懸命な気持ちが伝わるものだ。
彼らは龍蔵のような純粋な学者に
ずっと中国に滞在し、幸せの中
その研究を続けて欲しかった
転勤赴任して10年の龍蔵は
いつの間にか80くらいになっていた
多分、「浦島太郎」的心情になり
ふるさと日本がとても懐かしくなったそうだ
・・・・・・・・・・・・
中国で内戦はあったものの
北京は戦火に巻き込まれることなく
平和のまま 政権交代ができたのだ
だから、ハーバード燕京学園は
元の美しい風景のまま:
湖は青く、木々は深緑、風はさわやか
穏やかで なにも変わっていない・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、龍蔵は
敗戦で廃墟に化したふるさと日本に
呼ばれているかのような心情になり
「国破れて山河あり
城春にして草木深し」
龍蔵は そんな ふるさとが
恋しくて、恋しくて・・・
帰郷を決意したのだ・・・
悲しくも、これが 鳥居龍蔵 と
長年仲良く合ってきた 中国大陸との
永遠の別れになってしまったのだ!
(頑健だった龍蔵は気づいていないかも?
涙、涙、涙・・・だ!)
・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでの人生と同じように
どう食べてゆくのかなど
全く考えることなく
「ふるさと」「ふるさと」と、まっしぐらだった!
龍!だもの!・・・ 計算などはなしだ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
龍蔵・きみ子 の 本棚 も ご参照くださいませ!
きみ子好みのペンダントもあります
『ある老学徒の手記』 アマゾン からの ご購入
(前篇 です)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
貴重なお話を下さった方々
本当にありがとうございます!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご推薦の龍蔵・きみ子著作その他
を調べやすいようまとめました。
トクシマ・ドラゴン・ブック
復刻出版した書籍: (下記各項目をクリック)
アマゾン 『ある老学徒の手記』
アマゾン 『満蒙を再び探る』
アマゾン 『上代の東京と其周囲』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記書籍含む書籍 と
きみ子婦人好みのペンダントなど
トクシマ・ドラゴン・ストア (左記をクリック)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上どうぞご利用くださいませ!
よろしくお願いいたします!
① 本書は「前篇」のみ
結果的に
龍蔵の「最終作」になったが
龍蔵本人は
「遺作」として書いたものではありません。
朝日新聞の要請に応じ
書いたもの。
龍蔵は、前篇・後編に分け、
前篇は 「1939年 まで」
後篇は それ以降。
ただし、「前篇」を書いた後すぐ
龍蔵がなくなり、
「後篇」は書かれなかった。
よって、今の本書は
「前篇」のみの、未完成なもの。
② すべては「復刻版」 (復刊ではありません!)
「復刻」と明示せず
自社新書としての出版も あるが、
「有名社」含み、例外なく
すべて朝日出版の「復刻版」。
「復刊」と自称するものもいるが、
朝日出版が 再度出版の場合以外
「復刊」と と称せない!
③ 朝日の「原書」は「単行本」 であります。
本の構成、表紙のデザインなど
すべて著者の鳥居龍蔵の承諾を得て
出版した本。 しかし
復刻版に数種類あり:
・「単行本」を「文庫本」にし
ローコストの安いペーパーパック作り
表紙を遺書書く爺の画像に
内容に他者の「説明」等を添加する等。
龍蔵の原書の姿が全くない。
・龍蔵の「手記」に自分らの写真等を混入
誰の本か 分からないくらい・・・
・龍蔵承諾の 朝日出版単行本同様の
単行本で、表紙のデザインも元のまま、
色をスカイブルーに。元より良い材質で、
きれいに仕上げ、内容も無添加!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●本サイトが思うに
鳥居龍蔵の本を復刻出版する以上
龍蔵が承諾した原書に最大限忠実に
再現し、よってこそ、ありのままの龍蔵と
読者が自然に接することになるのでは?
かってに添加着色し、元の姿が全くないもの
を読者に売りつけるのは、読者にも、
龍蔵にも失礼ではないでしょうか?
読者に龍蔵を知って欲しいのが第一ならば
「素の龍蔵」を全面に出すであろう!
売り上げを第一ならば、さまざまな
添加着色をし、「セールス・プロモー
ション」を大々的に行うでしょう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎ 本サイトは、原作に最も忠実な制作をした
トクシマ・ドラゴン・ブック 出版の 単行本
『ある老学徒の手記』 をご推薦いたします!
ラメ加工など、多くの丁寧な製作工夫を施し
たにかかわらず、コストを割った価格で出して
いる (¥ 1,600 )。
これほどきれいな単行本でこの価格は、
非常に安い! それに、龍蔵の時代の
雰囲気も伝わってくる。このほうが素の龍蔵
に近づきやすいのでは?
手にとって、触れてみると、その感触は確実に
伝わってくるでしょう!
皆さん、どうぞお考え下さいませ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ 本書は 下記にても ご購入いただけます。
『 ある老学徒の手記 前編 』 鳥居龍蔵著書
『ある老学徒の手記』 アマゾン からの ご購入
(同じ 前篇 です)
(両方とも トクシマ・ドラゴン・ブック出版同一書籍)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
龍蔵ご一家に詳しい皆さん
本当にありがとうございます!
これからも どうぞよろしくお願いいたします!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

