オールマイティのきみ子
何人もの子供を育て、
龍蔵のお世話も
学問研究も、

お料理、編み物の合間?ながら?
いつも読書していた、

そんなきみ子、友人たちとも
楽しいおしゃべりをしていた、
そのうち、皆の記憶に残る大きな?おもしろい?
楽しい?などなどのお話を拾いました!

今日ご紹介したいのは、
きみ子が感動深く話した、次女みどりの
アメリカ行き途中のお話、
みどりから聞いて、きみ子はすごく興味があった
そんなお話です・・・

龍蔵次女のみどり
仕事でアメリカに行ったのは2回
時は1930年代
正に「古きよき時代のアメリカ」!
光り輝いていた、世界が憧れていたアメリカ!

一回目は豪華客船の旅、
(タイタニック みたいな? 憧れだな~)
遠回り航路?で、確か「数週間」?かかる
長~い、長~い旅でした!

20代前半の「お嬢」みどり、
まずは客船の豪華さにびっくり!
丸で大きな一流ホテル、
乗っていたのは欧米人ばかり

日々オーゲストの音楽演奏、
パーティの連続・・・

おとなしいみどりは最初
客室に閉じこもっていたところ、
すぐ?親切な米人?奥さんたちが
みどりを訪ねてきて、

「旅は長いから、出てこないとだめよ」と
パーティなどに誘い、友達になった、
それで、実に大変楽しい旅になった、
親切な皆さんのお蔭様で・・・

パーティドレスなどもっていなかったみどり、
和服で出かけていった
すると、欧米人たちは歓声を上げて喜んだ
「素晴らしい!」「美しい!」など褒め称えられた

皆にとって、はじめて見た和服は
言い尽くせないほどの芸術品のようだ!

中央アジア系美人にも見えるみどりは
絶大な人気者になった:
色白でほどよい彫り、
長いまつげのパッチリした目
真っ黒な黒髪!
「黒髪って、ブルーに輝くわ!」と言われたり・・・

で、なんでも「みどり」「みどり」と誘ってくれた、
「みどりはイタリア人みたいな名前だ」とか
「みどりは音楽の響き: ミ・ド・レの感じだ」などなど・・・

そんなある日、女友達が又みどりを誘った、
なくなった乗客のお葬式だった、
当時、長い船旅途中でなくなった方は
皆「海葬」になっていた・・・

大きな大きな甲板に乗客が全員集合し
オーゲストラが悲しいいお葬式の音楽を演奏し
皆で見送る・・・

悲しいさなか、皆がみどりに、海を見なさいと
気がつくと、際限も無い大きな海に・・・
なんと、お葬式の音楽と共に、
数夥しいサメが、海面から頭を覗かせ、
待っていた様子!怖い!

みどりはぞっとした、大きな恐怖だ!

皆がみどりに言った:
サメは、頭がよく、お葬式の音楽だと
ちゃんと覚えており、それを聴くと集まってくる!

ああ、なんと切ない!気の弱いみどり
落ち込んでしまいそうだった!
それはそうよ!こわい、こわいよ!

これは、大きな恐怖のお話だった!

・・・・・・・・・・・・・・・

又ある日、皆がみどりを誘い「はやく!」
「はやくいい物を見よ!」って

甲板に出ると、小山みたいなものが
近くの海面に現れていた!
「島か?」と思っていたら、
小山どんどん「成長」し
大きくなっていった?・・・

あれ、あれ?といううちに、
シャー と、でか~い、でか~い「噴水」が
シャー!という勢いの良い音を立てて
「山」の中心部から立ち上がったのだ! クジラだ!

皆が「Whale、whale!」と歓声をあげた!
なんと美しい!素晴らしい!

偉大なるクジラを目の前にして、
その感動はことばでは言い尽くせないほどだ!

皆は思わず涙をこぼし、クジラさんを見入ってしまった!
これほども素晴らしい旅の友はいません!
長~い旅で枯れたこころに、清涼な泉が
注がれた!

みどりは、偉大なるクジラさんに感動、感動だった!
そして、海に浮かぶ大きな山みたいな、島みたいな
クジラの感動したお話をきみ子にした、

きみ子も涙、涙して、偉大なる、可愛いクジラに
感動、感動した!
皆は、クジラがこれほども偉大なるものだと
初めて実感したのだ!

これは、大きな感動のお話だった!

・・・・・・・・・・・

同じ「海洋族」であるあざらしの僕、
やはり感動して涙しちまった!

偉大なるクジラさんを大事にしましょう!
僕らのこころを豊かにする
僕等の偉大なる友として!

龍蔵家に教育たるものはあった?

学問などでは、例えば
長男龍雄は
かなり「エリート教育」を受けた?
「家政専攻」の長女幸子に「美術史」?
(本人は丸っきり興味なしだった?)

次女みどりには「浮世絵」「特訓」
(浮世絵の最後の?長いひげの先生につぃた)
ずば抜いた才能で絵画展ではいつもトップ?
アメリカでも同様!

その卓越した才能の現れは
龍蔵の遼代壁画の模写だった!
惜しくも、絵画のプロとして
一旗を掲げる機会がなかった?

長男のパリ夭折後、
龍蔵は子供たちの「教育」に
全く「意欲をなくした」?
皆が健康で育ってくればよい?

だから、子供皆に自分自身の道を
自由の選ばせたようだ?

そこに一人の悲しい父親の姿が?

・・・・・・・・・・・

話題を少しずらすが、
「龍蔵家の異人」といえる者がいた?

長男をなくし、龍蔵は
更に海外調査に励み、妻子を率いて、
鳥居人類学研究所として
大活躍した!

もう継承者はいない!(長男をパリでなくしたから)
自分でやり通すしかない!
そう決意したのでしょう!

・・・・・・・・

「家族」に、一人だけ海外調査を嫌って、
常に「留守番」だけの者がいた、

龍蔵は一切ムリを言わない人
だから、きみ子と可愛がっている
ワン子と子鳥たちをその者に頼み
海外調査に出た!

しかし、戻ってきたら、
ワン子も子鳥も、何の音沙汰もない!
(普通はワン子は歩き、子鳥が歌っていた)
静まりかえった家の中、
可愛いワン子と子鳥たちが「全滅」!

なにか病気とか ケガではなく、
その留守番者が、エサを一切あげないため
全員餓死していた!
(許せない「犯罪」!)

龍蔵きみ子が「家族?」に甘く、
大変悲しむが、その者を叱れず、
放置したまま・・・!(許せない!)
ワンも子鳥たちも大事な家族だ!

で、同じことが数回繰り替えされた!
その「異人」は遊び好きで、
一日中遊び歩くそうだ!

「美形」で「もてもて」? どころか
まったく逆の外見・姿・・・
なんの「社交」か知らないが
働かないわり、親のお金をばら撒く!

龍蔵きみ子はその者の生活を
ずっと面倒を見たが・・・

見返りとは? もちろん、
かの ワン子と子鳥さんたちと同じく
たいそう冷たく、情けない目にあったそうだ?

あざらしだったら、最初の「犯罪」時点から
永遠にカンドウしてしまい、
2度と家に入れない!

・・・・・・・・・・・

このお話を聞いたあざらし、
龍蔵・きみ子 への崇拝は「冷めてしまった」!

教育面においては、マイナス1000点!

・・・・・・・・・・・・
本篇のお話は
あざらしにとっては、
はらわたの煮えくり返るお話だ!
あれも人間か?!

「教養人らしく」
振舞うつもりまったくなしのあざらしだから、
思わず「ばかやろう!」と大声で怒鳴った!

せっかくお話を下さった方には
本当に申し訳ございませんでした!

でも、僕の気持、分かって!

・・・・・・・・・・・・・・・

お話本当にありがとうございます!
鳥居龍蔵・きみ子の
「だめ人間」的側面ありあり
よ~く分かりました!許せん!

やさしさは相手を見るべし
分別のない「やさしさ」は「殺人補助」になる!
こういう「ゴミ家族」に「やさしさ」はむだ!
なんのちゅうちょもなく、即時叩き出すべし!

「ばかやろう!」
犠牲になった、無垢な
可哀そうなワン子と子鳥さんたちのため
気が済むよう、皆で吼えましょう!

「のら」として育ったあざらし、
格好など一切つけません!
気持のまま振舞えます!
僕の「特権」でしょうか?

ゴミ「家族」のばかやろう! 地獄に行け!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
司法試験「漏洩」で世間を騒がすが
これは珍しいことだろうか?

大学、大学院などでは、
「日常茶飯事」に見えませんか?

「大学教授」は「非常勤」などとして、
複数の大学間を「遊動」している、

当然、それぞれの「大学」で
それぞれの「師生関係」をもつ、

「気に入った教え子」を「助ける」は
いたるところに溢れている:
そういう「助け」で大学院に入る人は
「数知れない」ほどある、
それを阻止するものはなにもない!

一例: 入学しやすい?私立の教授が
国立「難関校」とされるところで「非常勤」
大学院入試問題も作成、そこで

その私立の女子を国立大学院に入学させ
その「専攻語学力」はほぼゼロ状態だが、
採点も当該教授だから、からくりは明らか、

学生は教授の機嫌を損なわすと不利
だから皆見てみぬ振り、

その後、その「教授力」で女子は「留学」
戻っても大した「成長」見られないが、
出身私立大に戻り、教授への道が敷かれた・・・

こういうことが人間の全人生を決め、
教授の「御目」にかからなかった
大部分の人々は、才能があっても
発揮できずの一生・・・

本来、生徒の才能実力を見極め、
発展させるチャンスを与えるのが
「教授」たるものの職責に思えるが、
常に「お酌する女」探しのおやじが多い?

企業でも同じ、例:
CMでも歌った「優良企業」名の某物流大手
派遣を全員をカットした時
唯一残したのは 赤のロングワンピースの
アラフイフの女性、

真っ赤なワンピース以外
仕事も容貌も目立たないが

それをなんと「正社員」に「昇格」し
後は毎日夜飲み屋につれて行くことに・・・

仕事は忙しくないから
アラフイフは日々、日中、
下請けから総務に送られてくる
お菓子を賞味して過ごす・・・
夕方は人事部長のお酒相手、

これが「優良企業」の中身だから、
いわんや 「司法試験」漏洩・・・

どの業界でも、なんだってあり!

ばれたほうは、幸い中の不幸かも?

上記例を見ても、ばれないまま
「教授」を演じ
「正社員」を演じ
一生通してゆく者のほうが多いかも?

だから、この「漏洩事件」は、単なる
社会の縮図にすぎない?
これはもうどこでも、「日常茶飯事」?

こういうことには、
「打つ手はない」のは現実であろう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実例のお話くださった方々、
ありがとうございます!




「学ぶより盗め!」 は
日本の 「ことわざ」?

企業で、優秀な人がいると
「その人のやること全てをまねろう!
すると 同じように評価される!」

「卒論」など、ひょっとして
「盗作の集大成」?

そうして、「よき成績」で卒業?

・・・・・・・

こう見ると、もしかしたら、
日本社会は欧米などと違い、
「盗作」に関し、非常に寛容では?
・・・・・・・・・・・・

冒頭の「学ぶより盗め!」を拡大?解釈すれば
優秀な相手を「師」として尊重し
誠心誠意それに学ぶのではなく、

むしろ、どろぼう みたいに 相手を見張り
隙を見てはその「特技・長所・・・」を
「盗み取る」 ? 

すると、「盗むこと」=「学ぶこと」
逆に: 学ぼうとするなら「盗めばよい」!
これがむしろ「近道」?

これは前記「価値観」からして、
なんら悪いことではあるまい!

しかし、欧米その他海外では
「盗作」とは ほぼ「犯罪」!
「務所」にはぶち込まれないまでも、

その「モラルの廃退」から、
もう社会的に「死刑判定」されたようなもの、
「再起不能!」であろう!

今海外からデザインどうこう・・・は
この辺の価値観の違いが
根底にある も一因でしょうか?

・・・・・・・・・・・・・

ここで連想したのは
鳥居龍蔵のこと:

龍蔵が当時の「帝大」辞職に、
実際「盗作」もあったそうだ?

事情に詳しい方々によると
当時「盗作あり論文」につき
龍蔵が指摘し、却下すべきだと言ったところ

天下の帝大に「盗作」ありは体裁が悪く
これに「ふたをし」 通過させるべきだ、と

反対意見の龍蔵に知らせずの会議で
包み隠してごまかし通したそうだ!

「人類学部長」(龍蔵)という責任者をよそに、
いわば 「学閥」と称されるグループが「共謀し」
帝大の「名誉を守り通した」のだ!
(今も多くの組織がしているように?・・・)

このモラルの無さに、龍蔵ががっかりしたのだろうか?
間もなく辞職を申し出たのだ!

帝大総長など必死に慰留したが
龍蔵はすでに自分の道を歩むのを決意、
振り返ることはなかった!

そこで、妬みを長年我慢していた「学閥」どもが又
龍蔵が「協調性がない」意のことなどなど、
悪口ざんまいでした!
(「協調性」とは、誤ったことも一緒にすること?)

しかし、龍蔵は
「学問の真実」という信念を貫くため
「鳥居人類学研究所」で独立研究に踏み切った。

・・・・・・・・・・・・・

皮肉に、ほぼ同様な「盗作事件」が
ハーバード燕京で起きた際、
当局はさっそく全体教授会で事実を確認

その翌朝、学園の「掲示板」にて、大々的に
盗作教授の解任とその理由を公布し、
あっという間に一件落着。

瞬雷がごとくの審理と「判決」に学園は感動:
学問におけるモラル・真実は守るべし!
不正と欺瞞は厳罰すべし! を実感!

モラル違反の盗作者の「くび」によって
ハーバードは自らの名誉を守った。
帝大とは対照的な処理でした!

「盗作」への ハーバードの
めまぐるしいほどのスピーディな処理は
モラル的に 絶対「盗作」を許さない
その堅固たる決意が輝くほどでした!

・・・・・・・・・・・・・
自らの価値観とぴったしの ハーバード
龍蔵は感慨深かったに違いない!・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

龍蔵の帝大辞職部分を読むと (『ある老学徒の手記』)
「盗作」の件も 「盗作人」名もない・・・
明らかに、こころ優しい龍蔵
意識的に「人名」を出していない・・・

「その人も生きていかなければならない・・・」
多分、そう思ったのかも?・・・

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あざらしは時に思う:

やさしい人々は、計算抜きに
常に他人に優しさを与え続け
なんの見返しも期待できずに・・・

しかし、そういう人々に対し
世の中はどれほどの優しさを「報いた」のだろうか?

と、感じると、あざらし は思わず
涙ぐんでしまうのだ・・・!

ただし、龍蔵の場合、
そのふるさと徳島で、全県民が浄財を集め
大変リッパな「徳島県立鳥居龍蔵記念博物館」を
建てたことは、すなわち

彼のふるさとの人々は、その「やさしさ」に答え
彼に差し出された、なんのものにも変えられない
偉大なる「やさしさ」なのだ!

人から人へのやさしさ!
この偉大なるやさしさに、
あざらし も なみだ、なみだ・・・だ!

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   (前篇 です)


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お読み頂き
本当にありがとうございます!


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多少 前篇の続きになる?
漢文の専門家の意見を聞きつつ、
無学のあざらしの感想として:

前篇とおり、「反骨」 と言う語は
そもそも、プラス評価のものでなく、
場合によって、かなり「否定的」

だから、漢語圏で、人を褒めて使う
のは、かなり 「冒険的」?

しかし、日本に移植されたこの語は
なんと、褒めことばに 「反骨精神」がある!
これは、漢語の原意から かなり外れる!

単純に漢語から推理してしまうと、
この「精神」はむしろ「テロ思潮」に類似、
何でも反対・反発・否定・・・論理性なしに、

特に現代に持ち込まれると
そういう「危険な応用」が考えられる、

日本では、多分、サラリーマン的「イェースマン」
の逆として、このことばが使われるのかも?

しかし、漢語の原意からして、決して
感じのよいことば とは感じられない!

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用語などなど、文化は移植により、
必ず変化・変質してゆく、
それは当然で、さけられない運命だが

やはり、その原意、オリジナルを尊重し
ある程度、慎重に「運用」したほうが
いろいろな面において大事なことかも?

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以上、あざらし の感想でござんす!

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