蓼科のペンションに泊まりスノーシューハイクに出かけました。

ハイクと言っても標高差300m以上を登るのでなかなか汗をかきます。

誰もいない雪道は不安もあります。

しかし、この絶景を見るとそれらを忘れられます。

八子が峰山頂です。後ろの山は蓼科山です。

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車山の山頂が見えています。この下には白樺湖があります。

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この風景を見たくて登ってきました。誰もいません。雪の上に風紋が見えます。
手前に見える足跡は何の動物なのでしょう?

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お世話になったのはベルグコットという素敵なペンションです。
エサ台には沢山の鳥やリスが訪れていました。
目の前で見えるので感動です。

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高校二年生の頃のことだがいまだによく覚えているクリスマスがある。

俺は冬休みのアルバイトとして郵便配達をしていた。

家から30分くらいのところにある郵便局へ自転車で行き、郵便物をいっぱいに乗せた赤い自転車に乗り換

え、一日中配達をして、帰りには郵便ポストを開けて沢山の年賀状を積んで局へ戻るのだった。

大阪の郊外で坂が多い町を自転車で走るのはそれなりに大変だった。

当時、一応彼女と呼べる同級生がいた。

その彼女は商店街のおもちゃ屋でバイトをしていた。

今ではその店も無くなっているようだが、その頃はクリスマスと正月は小さな店から人があふれるくらい

繁盛していた。

「クリスマスイブには会いたいね。」

俺のバイトは夕方で終わり暗くなるころには家に戻ることが出来る。

彼女のイブのバイトは夜遅くまで終わらなかった。

メールの無い時代なので電話で綿密に打ち合わせをして夜に10分だけ休憩をもらって会う約束をした。

家から自転車でその場所へ向かった。

おもちゃ屋のそばにある医大の脇の街灯の下で会った。

彼女は声が枯れていた。

『「いらっしゃいませ~」ってずっと言ってるし、おじさんがタバコを吸うから。。。』

おじさんというのは店のオーナーのことだ。

『「もうやめて~」って言いたくなるくらいお客さんが来るんよ。』

そんなたわいのない話を彼女は一人でしゃべっていた。

俺は殆ど聞いているだけだった。

通人が通り過ぎると彼女は話すのをやめた。

「そろそろ、行かなあかん。ごめん。」

街灯にチラチラと雪が映っていた記憶があるのは俺の記憶違いかもしれない。


写真は25年前のドイツデュッセルドルフのクリスマスのものです。

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他人が見ていないところでも背筋をピンと伸ばして歩かなくてはいけない。

若いころはどこかトゲトゲしていてあまりマナーが良くなくても仕方がないかもしれない。

しかし年齢を重ねていくとそれなりに中身が伴っていないとみっともない。

もっと謙虚に、もっと前向きに生きていきたいと思う。

無駄な言葉をたくさん吐いて中身が伴わない人間は良くない。

外国人は自己主張が得意だが、日本人はそれが出来ないので、もっと意見を言わないとダメだ。

そういう一面もあるが弱い犬ほど良く吠える、の言葉の通り、言葉を吐けば吐くほど心が伝わらないという一面もある。

折りしも選挙が始まっている。候補者が大きな音を出して自分の考えを訴えている。

この人は見えないところでも背筋を伸ばして歩いているのだろうか、ふとそう思った。

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黒い闇の空から手がニューと伸びてきて俺の腕をつかんで引っ張り上げた。

上がった先には大勢の人がいた。

大方は地元ベルリンの人たちのように思えた。

ここはベルリンの壁である。もう25年も前のことになってしまったようだ。

壁と言っても家の壁のようなものではなく、防波堤のようなものをイメージしてもらうとよい。

そこには様々な芸術的な落書き続いている。

高さは3m位はあるだろうか。上に手が届いてもなかなかそこから上がることが出来ない。

上にいる見知らぬ人が引っ張り上げてくれたのだ。

幅は2~3m位はあるだろう。

一緒に行ったカイさんも誰かに引っ張り合上げられて壁の上に上ってきた。

カイさんはベルリン大学の学生だった。

京都で知り合ったのだ。

彼には奥さんと当時4歳になる娘さんがいて京都にいても娘のことが気になって仕方がない様子だった。

190㎝を超える長身にもじゃもじゃ頭でよれよれのジーンズ姿なので京都では皆、驚いた顔をされることが多かったそうだ。

ベルリン大学の学生で京都大学に留学に来ているというと多くの日本人はまた驚いて接し方が変わると言って嘆いていた。

極々普通に接してくれる俺のことは気に入ってくれて、よくマクドナルドで談笑していた。

ちなみに彼はコーラのS一つで2時間は粘る。俺がおごろうとすると怒る。しかし、彼には金がない。

確かにややこしい人だった。

市場で買った赤飯があまりにもおいしいのでベルリンの家族に送ったそうだが、しばらく連絡が来ないとまた嘆いていた。

初めて見る、しかも腐った赤飯を前に奥さんと娘さんは戸惑っていたことだろう。

もしかするとおなかを壊したのかもしれない。

数年のち、ベルリンに出張に行くと、帰国したカイさんと会うことが何度かあった。

この時もそうで、ベルリンの壁が壊れたので見に行こう、と二人で夜の壁へ出かけたのだった。

金づちで壁を壊そうとしたが、かなり固くて歯が立たず、落ちている破片を拾い集めた。

奥さんと娘さんは実家へ戻ってしまったらしい。

壁が崩壊した結果、アパート代が高くなり、暮らしていけなくなったらしい。

カイさんは大学が残っているのでベルリンを離れられないそうだ。

殆ど音信不通になっているそうだが、

「僕には友達がいるから大丈夫。」

そう強がっていた。

確かベルリンの壁が出来た年にカイさんが生まれたのだった。

ベルリンの壁は持ち帰らない方が良い。壁を超えようとして射殺された東側の人たちの恨みがこもっているから。

そんな噂が当時のドイツにはあった。

最後に殺されたのは10歳にもならない少年で壁が壊される数か月前のことだったらしい。

そんな人たちの恨みがこもっている壁ならなおのこと、持っておかなければならない。

その当時、その場所にいた人間として、そこで無念にも亡くなった人たちのことを忘れてはいけないからだ。


ここのところ壁崩壊25年のニュースをよくテレビで見かける。

色んな事を考える。もう25年たってしまったのだ。
ここ数日の間で数件の家庭教師の問い合わせの電話を頂いた。
 
何か月も前に配ったチラシを取っておいてくれて電話をしてくれたようだ。
 
毎日のようにポストに投げ込まれるチラシの中でわざわざ俺の家庭教師のチラシを何か月も取っておいてくれたようだ。
 
駒ヶ根近辺にも塾はいくつもあるし、家庭教師を派遣する業者だってある。
 
その中で俺のチラシを見て電話をかけてくれる人がいる。
 
我が子に必要な時が来るまでそのチラシを取っておいてくれる人がいる。
 
それだけでチラシを配る意味がある。
 
新しい生徒を入れるゆとりはもうない。
 
でも俺のチラシを見て電話をくれた人を入れないわけにはいかない。
 
また春まで休みなく働かなくてはいけないようだ。
 
「いい日旅立ち」
 
その曲の中に
 
「私を待っている人がいる。。」
 
そんな歌詞がある。
 
チラシを配っているときにはなぜかその部分が何度も耳の中に響いてくる。
 
よその家の知らない子たちだが、頼ってくれる子たちはみんな可愛い。
もう20年以上も昔の話になる。
 
ある日の夜、ドイツのマンションの玄関ブザーが鳴った。
 
覗き穴から見てみると数人の10歳くらいのドイツ人の子供たちが不安そうに立っている。
 
俺がドアを開けると一瞬「ギョッ」としたような怯えたような表情を見せた。
 
「こんばんは。」
 
俺がそう言うと
 
「こんばんは。」
 
口々にそう返してくれた。
 
お互いの顔を見合って、
 
「せーの」
 
そんな感じで歌を歌い始めた。
 
一瞬何が起こったのかと思った。
 
何の歌なのか、俺には分からない。
 
『そうだ、これはハロウィンとかいうやつだ。お菓子をあげないと、、、、。』
 
彼らが歌い終えると
 
『ちょっと待って。』
 
部屋の中を探すと日本食品店で買ったお菓子があったので、それをいくつか持ってきて渡した。
 
一人の子供が得意そうに言った。
 
「日本のお菓子はおいしいんだ。」
 
「食べたことあるの?」
 
俺が言うと、
 
「ない。」
 
というのでみんなで笑ってしまった。
 
そんな暖かな時間を過ごしたあと、玄関を閉めようとした時だった。
 
「この家の人は親切ですか?」
 
隣の家の玄関を指さして一人の子供が言った。
 
やはり、知らない家のブザーを鳴らすのは不安なのだろう。
 
しかも俺のような外国人が出てくるかと思うと、ドキドキもするだろう。
 
「ドイツ人の親切なおばあさんがいるよ。」
 
そう言うと嬉しそうに
 
「ありがとう。さようなら。」
 
みんなでそう言ってくれて、隣のブザーを押していた。
 
玄関を閉めた後、部屋の中まで元気な歌声が聞こえてきた。
 
『こういう素敵な伝統習慣はずっと受け継いでいってほしいな。』
 
そう思って温かい気持ちになった。
長野県内なのになんとなく足が向かなかった軽井沢に遊びに行きました。
 
賑やかなショッピングも悪くはないですが、軽井沢の魅力は「自然」です。
 
北軽井沢から浅間山を撮影しました。
 
噴煙が上がっていますね。
 
怖いので近くには行かずに遠くの場所から望遠レンズで撮影しました。
 
撮影場所の小浅間山までは片道1時間くらいの軽登山です。
 
さらに車を停めた場所から1時間歩いて沢山の人でにぎわう白糸の滝へ行きました。
 
途中の遊歩道はすれ違う人もまばらでクマが出るらしく鈴を鳴らしながら歩きました。
 
白糸の滝は年配の方、ハイヒールをはいた方、外国人観光客、とにかく大勢の人です。
 
観光地を点から点へ車で移動するのも良いです
 
バイクでハイウェイを疾走するのも良いです。
 
でも軽井沢、信州、いや、日本の良いところは自然と人の営みです。
 
歩いてみるともっとよくわかりますよ。