2月20日 朝起きると日差しが眩しい。とてもいい天気だ。
遠くの山を見るとかすみもなくくっきり見える。
「そうだ、雪山へ行こう。」
そう思い立つと準備をしながら、行き先を考えた。
駒ヶ根の南にある中川村から登る陣馬形山(1445m)へ行くことにした。
この山は我が家からも良く見え、何回も行ったことがある馴染みの山である。
山頂まで車で行けるのだが、それではつまらないので途中に車を置き、
登山道を歩くことにした。登山道入口まで我が家から車で40分。
ここからのんびりと登山スタート。
登山道には雪がなく、サクサクと落ち葉を踏む音が心地よかった。
上るにつれて中央アルプスの山並みが木々の間から見えてくる。
これは山頂の景色が期待できそうだ。
登山道に雪がたくさん残るようになってきた。
音がない世界だ。
特に周りに雪があると音がない。
ゆっくり、のんびり歩くこと90分。山頂展望台に到着。
無人である。
この広く、雄大な風景を独り占めしたかのような錯覚にさえ陥るほど、
素晴らしい景色である。
何回も来ているが、最高の美しさだ。
正面が中央アルプス。下の街並みの、右手の家が並ぶのがわが町駒ヶ根。
縦に木々が並んでいる場所がいくつかあるが、これらは川だ。
いや、それにしても素晴らしい景色だ。
細かく見てみよう。
まずは私のブログによく出てくる風景だが、真ん中のとがっているのが
宝剣岳(2931m)、その右手の一番高いのが木曽駒ケ岳(2956m)、
その下の、雪が多い所が千畳敷カールである。
いったいどのくらい雪が積もっているのだろう。
ホテルが見えるが、この場所までは通年ロープウェイで行くことができる。
数か月前、学校登山であの場所へ行ったのが懐かしい。
次の写真だと、駒ケ岳などはその右の方にある山になる。
左にある高い山が空木岳(うつぎ)(2864m)。
ちなみに写真中央の山裾にある白い建物が養命酒の工場だ。
その少し右斜め手前にあるのが我が家だ。(700m位?)
山頂の碑を挟んで反対側には南アルプスが見えている。
普通はこちらは午前中かすんでいることが多いが、この日はくっきりと見える。
この場所には無料の双眼鏡があり、街の家の一軒一軒まではっきりと見える。
南アルプスも細かく見てみよう。
左から鋸岳(のこぎり)(2685m)仙丈ヶ岳(3033m)
そして日本第二位の高山 北岳(3193m) も少し見えている。
この北岳から南に連なる三つの山を白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と言う。
その南に連なるのが塩見岳(3047m)だ。
この山は飯田市の北部辺りから見えるが何とも素晴らしくいつも感動させられる。
ピラミッドのようなその形はスイスのマッターホルンや、実物は見たことがないが
エベレストさえ彷彿させる。延々続く長い稜線も何とも素晴らしい。
まだまだ続く、東岳(3148m)、荒川岳(3084m)、赤石岳(3120m)だ。
これらの山が連なっているさまはまるで大きな屏風のような迫力がある。
次は北の方向に目を向けてみよう。
このなだらかな稜線はおそらく諏訪湖の北側にある、霧ケ峰高原だろう。
この辺りになると見える日はまれである。
伊那の町の後ろの山の皿のその後ろの白い山は方向からして北アルプスだろう。
残念ながら個々の名前がわからない。
最後は乗鞍の方なのか、焼岳や穂高の方なのか、そのどちらでもないのか?
詳しい方がいらっしゃれば教えてください。
ここまで見えたのは初めてなので私にはわかりません。
名残惜しいくらいの素晴らしい景色が360°広がる陣馬形は最高。
最後は持参したバーナーでお湯を沸かしカップヌードルを食べて下山。
またこんなに素晴らしい風景と出会えることはあるだろうか??