真の改革@サッカー。 | トーキングドッグ

真の改革@サッカー。

ちょっと一息。


テレ東『FOOT×BRAIN』、二週に渡り新サッカー協会長の宮本恒靖氏がゲスト。


田嶋魔王から政権が「移譲」され(候補者一人で選挙にならなかった)、自分は概ね信じてはいたが、どういうつもりなのか測りかねてもいたので(田嶋氏の傀儡政権?)、ちょっとでも本人の話を聞きたかった。


ツネ様「サッカーがこの国で大きな存在になってほしい。そのために、いつかはディシジョンメイキングのところをやろうかなと思っていた。」から会長を引き受けたと。


おまえ、信じるぞツネ様。


そしてテレ東もgoodjob。ナイス企画。しかしツネ様になった途端に急に突っ込みに遠慮がなくなって、田嶋時代は何だったのか、いかにも日本らしいが、良い変化。表に出て、自分の言葉で疑問、質問に答えるのは良いこと。関係ないけど都知事選でも早速違いが出てるよね。


「S級ライセンス問題」については、微妙にズレが。どうしても「ライセンスは必要か否か」という話になってしまうが、本質は「ライセンスがあってもいいけど、より自由に監督業に参戦できるようにすれば競争力が上がる」ということで。Jリーグで指揮を取るにはS級ライセンスが必要で、これを取得するにはお金、時間、コネが必要。門戸を広げるためにここを何とかしましょうという話。極端に言えば、クラブチームが自分たちの責任で雇うなら、誰がやってもいいはずで。育成や代表はまた別だろうけれど。




日本サッカー界には財閥、学閥があって、協会の要職には三菱重工、日立、古河電工、早稲田、広島出身者しか就くことができないとか。宮本氏はここからも外れる。プロになって三十年以上経って財閥学閥もないものだが、少しずつ変えていくしかないのだろう。