活用@五輪サッカー。 | トーキングドッグ

活用@五輪サッカー。

テレ東『FOOT×BRAIN』が二週に渡って、パリ五輪代表について特集。ゲスト・大津佑樹、田中マルクス闘莉王。


大津くん…。ロンドン五輪はインパクトが強かったので、忘れっぽい自分にしてはそこそこ覚えている。初戦スペイン戦。スペインはグループリーグ初戦で相手は日本ということで完全に舐めていて、日本は一戦必勝の構えでスペインを徹底研究。CBの一人の右足だったか、苦手であることをスカウティング、そいつがその足でボールを持ったら全力でプレスに行け、ということで快速FW永井が指示通りにプレス、狙い通りに先制点。スペインはおそらく永井が超っ速であることも知らなかったはず。


チームは永井の壮絶プレッシング笑、清武の素晴らしいアシスト能力、を基本にベスト4まで。ちょっと体力的に厳しかった感。永井は完全燃焼したのか、この後しばらく燃え尽きたようになってしまい、大会直前に選から漏れた大迫勇也が、その悔しさをバネにフル代表のエースにまで登りつめる、というドラマも。


大津くんはオーバーエージに前田大然や浅野を推して、前からプレスにいくサッカーを提言していたのは、そのロンドン五輪時のサッカーをイメージしているのだろうが、同じようにいくかはわからないよ笑。




昔話はさておき。パリ五輪の予選であったU-23アジアカップ、自分もがっつり観戦したはずなのに、早くもあまり記憶が鮮明でない。マジで脳の老化がヤバそうだが、ぼんやりしたままの印象だけで語ると、荒木遼太郎と藤田譲瑠チマの「巧さ」が得点につながり、チームを救った感。やはりサッカーはボールコントロールの技術が肝。「球際の激しさ」とか「最後まで全力で走る」しか言わない評論てどうなん?笑


藤田はチームの中心としてがっつり出場し続けた一方で、荒木は途中出場が多く、プレータイムもそんなに長くなかった印象(←あくまでぼんやりしたままの)。何故だろう。扱いにくいのだろうか。いや気性的にではなく笑。藤田はアンカー、インサイドハーフ、ダブルボランチの一角、どこでもしっかりハマりそうだが、荒木は?ベストのポジションはトップ下だろうか。二列目真ん中で自由にやらせる、というのはしかし、現代サッカーにはフィットしない感。


どうすれば活きるのか。あれだけの得点への影響力を、フルに活用しないのはもったいない。本大会での監督の使い方に注目したい。ジョーカー的に使うにしても、組み合わせや配置に工夫が欲しい。フォルツァ大岩笑。