言うは易し@サッカー。 | トーキングドッグ

言うは易し@サッカー。

堂安目当てにフライブルグの試合を観たのだが、あれ?堂安どこ?となる。ウイングバックをやっていて、守備時には最終ラインまで下がっていた。マジか。日本人選手は器用で勤勉だから、便利屋扱いされがちだよなぁと思ったが、攻撃に絡めていないわけでもなく、チャンス時にはゴール前まで。運動量笑。過酷。現代サッカー…。


しかしそのチャンス時の、相手ゴール前での俊敏性は増している印象。それは「コンディションがいいから」とかではなく、基礎能力が上がっている感。たゆまぬ努力を感じる。




堂安が代表の主力になり始めた頃、TVCMにたくさん出ていたらしく(自分はTVCMを目にする機会がほとんどないので知らなかった)、日刊ゲンダイにコラムを書いている評論家の方(ドイツのコーチライセンス保有)がそれを受けて、「何かを成し遂げたつもりでいるなら危うい。才能がありながら勘違いして消えていった選手をたくさん見てきた。」と批判していたのを覚えている。いらん心配やったね。ちなみにその方の書くことには共感できないことが多かった笑。


しかし同じ時期、「スポーツブランドと1年1億円、10年契約を結ぶ」と聞いて、ちょっと心配になる。二十歳そこそこで、将来に渡って10億円もらえるとなったら、気が緩むこともあるのではないかと。オレなんか同じくらいの頃、日雇いのバイトで日給1万円もらってめちゃ喜んでいたもんな笑。「どうするどうする!?CD3枚買えるやん!」


いらん心配やった。堂安は進み続ける。「たゆまぬ努力」などと言うのは簡単だが、行うは難し。本当にそう思う。「消えていった選手は数多いる」というのは事実である。


来シーズンはステップアップするだろうか。個人的にはドルトムントとかで見てみたい。勝手に。去年鎌田がオファーを蹴ったらしいので笑。とりあえず、よりボールを保持できるチームに行けば、もっと点に絡めるようになるのは間違いない。




サッカー選手は本当に儚い。ちょっとしたことで表舞台から去らなければならなくなったりする。だからこそ、輝き続ける選手たちにリスペクトを。彼らにふさわしい代表監督を笑。