サッカー、マスコミ、政治。 | トーキングドッグ

サッカー、マスコミ、政治。

マスコミは絶対に森保監督の采配批判をしない。采配を具体的に批判する眼力がないというのもあるのだろうが、監督批判=協会批判になるからだろう。田嶋会長による協会、サッカー界が下からの意見を圧殺する気質であり、それにより存続している代表監督が「下からの意見を聞く」ふりをしているなんちゃってボトムアップ体制でごまかし続けていられる、というのは皮肉な状況。


代表の試合の結果や内容が著しくない場合、監督批判のできないマスコミは、批判しても支障のない、より弱い立場である選手の批判をするしかない。しかも具体的な戦い方を批判すると、結局監督の采配批判になってしまうので笑、選手の「気持ち」や「姿勢」といったフワッとした要素を批判してお茶を濁すのみ。


田嶋会長の強権もありつつ、マスコミ側の忖度もあろう。当たり障りなく。この、みんなで作り上げる「空気」感は、政治に対してのそれと同じである。




何も前に進まない構造。




サッカーはまだ娯楽だからいいが。いやサッカーも産業なので、ダメになったら物理的に損をする人たちもいるのだが、政治は全国民の人生や生命に直接影響するものなので。




とりあえずサッカー日本代表。絶対に選手のレベルは高く、頭数も揃っているので、内容や結果が伴わなければそれは監督の責任である。絶対的に。真っ当な監督が就任すれば、今より内容も結果も「前に進む」と確信している。