Sheltering sky. | トーキングドッグ

Sheltering sky.

今ごろ読むという。

坂本龍一『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』

坂本さんの本は今までほとんど読んでいなくて、三冊くらい(縄文文化についてのと、大森正蔵との共著と、あと何か)で、音楽聴いてラジオも聴いているから本はまあいいか、という感じだったのだが、やはり亡くなってしまうと知りたい欲求が強まる。



ハードカバーなのを知らずに注文。
ハードカバーの本久々に買ったな。せっかくなので皮の栞を使う。プリドーンのグッズ笑。



『新潮』における連載も全く目にしていなかったので、状況を把握しておらず、癌と言ってもなんだかんだ長生きしてくれるのではと、根拠なく楽観視していたのだが。樹木希林とかみたいに。「なんだまだ生きてるのか」みたいな笑。一般的に、高齢者の癌治療は考慮の余地があると思われる。



コトリンゴのファンになった当初、ああ見えて天才にありがちな、裏ではスタッフ等に尊大な態度だったりしたらそそられるな、などと妄想して楽しんでいたのだが笑(たぶんここには書いていない)、「カツサンドはマイセンのしか食べないって言ってんだろ」「バ~ンッ!(マネージャーに投げつけた音)」とか笑、それは自分のネタ的妄想だったのに、ネット情報なので真偽不明だがこの間、坂本さんがこれとほぼ同じことをやっていたと知り、ツボりまくった笑。馴染みのトンカツ屋?が休みで、違う店のを買ってきた男性スタッフを解雇したとか笑。「どうせそんな奴はいい仕事はできない」。やはり女性に優しく、男性に厳しい笑。今なら完全にパワハラだが、もうみなさん許してあげて。



やっぱり早すぎた。もう二、三年は生きていてほしかった。全然受け入れる準備が出来ていなかった。