抗う。 | トーキングドッグ

抗う。

 mei eharaさんがnoteにてパレスチナへの連帯、イスラエルへの反戦運動について、心情を率直に綴られていて、真剣に生きておられると胸うたれ、どうしても他人事になってしまう自分が恥ずかしいし、こんなところでも下手なことは書けない。


一つ、「こういった状況(反戦運動)の最中でも、日常や娯楽を楽しむことを否定しない」というような記述が。


「役に立つ、立たない」という思考は、戦争を肯定する思考につながる。非常時であっても、「意味のないこと」を尊重したり、日常や娯楽を楽しむべきで、そういった姿勢だけでも反戦の意志表示となるのではないか、と言ったら都合がよすぎるかもしれないが。語弊がありそうだが、シリアスさに対してシリアスさだけで対抗してもうまくいかない、時にはシリアスさを茶化すことも必要ではないか。怒られるか。


人間の究極の目的は、ただ存在することである。戦争の肯定はそれと矛盾する。




そういうわけで、コロナ禍の日本ですぐに「不要不急」が強調されたことにはかなりの危うさを感じたし、不快であった。








meiさんのライブをそろそろ聴きたいと思っているのだが、直近のツーマンライブはどちらもお相手があまりにもアレで笑、自分はちょっと行けない。異ジャンルのファンの人たちがmei eharaを知る機会になればと願う。