日本競馬の未来。 | トーキングドッグ

日本競馬の未来。

競馬はもう止めたが、この間のジャパンカップは面白そうだったので、初めて馬券に関係なくレースをTV観戦。


勝ち馬イクイノックスは難なく先行、無理なく追走、末脚の持続力はいつまでも落ちない、という完璧な勝ち方。一般的に「逃げて勝つのが最善にして最強の戦法」と言われるが(不利やロスがない)、ハイペースを三番手で進められればほぼ同等。他の馬はやりようがない。


引退して種牡馬に。父キタサンブラックも母も「王道」という感じではないが、それ故凄まじいポテンシャルを感じる。「サンデーサイレンスの血が飽和状態」という時期を経て、「SSの3×4」を狙えるように。ここ30年ほどの日本競馬の象徴、結晶。まあダビスタではないので一概には言えないが、SSが一世代遠くなっただけでも可能性は無限に広がる。そしてトニービン、ダンシングブレーヴの欧州血統。


イクイノックス産駒による凱旋門賞制覇が、日本競馬のピークとなるのではないか。その時はまたリアルタイムで観戦したい。