Jリーグ2022終盤戦。 | トーキングドッグ

Jリーグ2022終盤戦。

4節を残した時点で1位マリノスが2位フロンターレに勝ち点差8をつけていて、比較的余裕をもって優勝を決めると思いきや、残留争いの2チームにホームでまさかの連敗。勝ち点差は2に縮まり、フロンターレに逆転の目も出てきた。


ガンバとジュビロがどんなサッカーをやっているのか観たかったので、その2試合を鑑賞。


ガンバは「超攻撃的」なマリノス相手に、フラットな並びの4-4-2。 ボールを獲りに行かず、網を張ってカウンター狙いに終始。結果的に1-0で勝ったので狙い通りなのだが、全く面白くないサッカーで、結果以外何もない試合。


監督を替えて、残留が最大の目標なのだから仕方ないとはいえ。例えばサッカーをよく知らない人が「マリノスが優勝するかもしれないらしい。観てみるか」とあの試合を観て、次も観ようとはまず思わないだろう。解説者が「○○監督は戦術を落とし込むのが上手い」と言っていたが、リアクションサッカーは分かりやすいものであるし、せめて「あまり褒められる内容ではなかった」くらいは言ってほしかった。


ケガ明けの宇佐美が90分走り回っていたのにはチーム愛を感じた。




ジュビロはまだ、能動的に「点を取ってやろう」という意志や工夫を見せていた。後半頭から遠藤保仁を投入したのもそうで、決勝点はその遠藤が起点に。


得点したのは、話題のドリブラー・古川選手。初めてプレーを観たが、「違い」を見せた。


試合後のインタビューで話しているのを聞いたら、古川くんチャラい笑。しかしそれがいいのだと思う。


どうしても勝たなければならない試合で、誠実にガムシャラにいつもより多く走り回るよりも、シビれる場面で相手をおちょくるようなフェイントで逆をつき、得点機を演出するほうが、何倍もチームのためになる。サッカーの本質。


ジュビロは結局最終節を待たずに降格が決まってしまったが、この試合を見る限り、特にFWがもの足りなかったかな。途中から大津が入ってちょっと雰囲気が変わったが、彼はケガ明け?




最終節くらい味スタに行こうかと思っていたが、優勝争いが続くことになり、東京vsフロンターレはチケット瞬殺でした。TVで観戦します。