卒業 | 人は話さずにはいられない「トークケア」

人は話さずにはいられない「トークケア」

栗原未来主宰 日本発の思いやりを形にした”トークケア”。
より多くの方に楽しんでご利用頂けるよう、
スタッフやサービス、その他皆様のライフスタイルに
有効なご案内をしております。


息子が 大学を 卒業しました

私の 子育ても 一段落です




大学生・・・



親のお金で大学に行って

勉強はせずに 遊んでばかり・・・

そんな イメージでした



息子は 親が離婚をして

金銭的余裕は無い ということは

重々承知の上で 進学を選択した



何を学びたいのか

そこが ハッキリしていた

それを 学んだことで

今後の人生に 役立つのか

生活していけるのか

分からない・・・

いや 難しいだろう



でも あえて それを望んだ

選択した



親として それは 応援すべきところ

と 考えた



この子が 将来 苦労しようとも

それは 自分で選択した道



贅沢は できなくてもいい

成功を 夢見て 選択したわけじゃない

それが 好きだから

それを やりたいから

人生を 楽しみたいから




通学中も 毎日 イキイキと していた

その日 学んだことを

食卓を挟んで 話してくれた

聞いても 分からないことも たくさんあった

でも 息子の その話が好きだった




毎日まいにち 学校で

寝る暇も無し

朝早く 出かけて行って

夜中に 帰宅

それからの 夕食

日曜日も 夏休みも 無い

ひたすら 練習に 明け暮れる




学校内で 彼女もできた

時々 連れてくる

ふたりとも デートをする時間なんて 無い

デートは 我が家に 来ること




学校帰りの 夜中に 連れて来る

一緒に 夕食を食べる

私は 腕を振るう

豪華な 夕飯ではないけど

楽しいひととき



 

 


息子が 小さな頃を 思い出す

よちよち歩きの頃




 
お兄ちゃんの後ばかり 追いかけてたこと

ディズニーランドに 行っても

怖くて 入れないところが たくさんあったこと



 

プールで 溺れたこと

それでも 水嫌いには ならず

魚のように 泳ぐこと

将来は 水泳選手かと 勘違いした私

アイススケートに はまったこと

将来は スピードスケートの道かと

また 勘違いした私


 

 

 

 

お兄ちゃんの真似っ子で サッカーを始めたけど

向いてなかったこと

パパの影響で ガンプラに はまったこと

ゲームにも はまったこと




卒業後

就職するでもない

フリーター

バイトしながら 自分で 道を模索する

働かざるもの 食うべからず

それだけは 伝えている




これからは 学生ではない

誰も手取り足取り してくれないのだ

学ぶべきは 学んだ

これからは 実践だ

脇役でいい

使える役者に なって欲しい

舞台で いきいきとしている 君が観たい





いつの日か 楽しみにしているよ

チケットは 買います

でも 初めての舞台は 招待してくれたら

嬉しいんだけどなぁ~




卒業おめでとうございます