「そうだ!麻耶サン、リンくんにボトル入れてあげて。ボク奢るから」
ノンちゃんは晴れ晴れとした顔をして眞知子サマに言った。
「いやいや、そンなン悪いから!」
私は慌てて手を振って、ノンちゃんの申し出を断った。
「あ、それならオレも!オレからもボトル入れてあげて」
今度は岩田サンもノンちゃんに続いてオーダーした。
さっき来店したばかりだが、少し興奮気味だ。
『リン、ココは甘えときなさい!アタシが儲かるンだからソレでいいの! ノンちゃん、岩田サン、毎度ありぃ!!』
眞知子サマはかなり上機嫌だ。
「いやぁ、オレもみたかったなぁ。しかし、アキラも案外見かけ倒しだったンだネ。」
「違うヨ!リンくんが圧倒的に強かったんだヨ!!」
ノンちゃんはさっきからかなり興奮して、さらにちょっと目を潤ませている。
『アタシ、リンがアキラを倒したトキ、胸がキュンとなったワ♡』
眞知子サマは目をキラキラ輝かせて、とびきりの笑顔を振りまいている。
「いやいや、いくらイヤなヤツとはいえお客サンに危害を加えたコトは間違いないから、もうお店には二度と来ませン。ご迷惑をおかけして申し訳ありませンでした。」
私は席を立ち、3人に向かってそれぞれ深々と頭を下げて謝った。
「ナニ言ってるンだ!リンくん。ソレは違うヨ」
「そうだ!またアイツが仕返しに来たらどうするンだヨ」
2人は口をそろえて反論した。
『そうよ、リン。まぁ、あれだけ一方的にコテンパンにされたンだから、二度と逆らう気にはなれないだろうケド、リンが来ない日を狙うかもしれないから、逆にリンは毎日来ないとダメね。うふふ♡』
眞知子サマはまた嬉しそうな笑顔を見せた。
「そうそう!そのとおり(にやり)」
今度は2人で皮肉っぽく笑いながらハモった。
「いやぁ、でもリンくんがドアを開けるなりアキラが襲いかかってきたからビックリしたよ。ボクはリンくんが絶対に殴られたと思って、思わず目を塞いぢゃったンだ」
「ほうほう、ソレで?」
「バキって音が3回聞こえて、恐る恐る目を開けるとアキラが血を流して寝転ンでるンだ。リンくんは立ったままさらに何回かアキラを踏んでいるところだった」
「ええ!?そ、それで?」
「ボクは怖くて何もできず、ドアのトコロで立ち尽くしてたンだけど、麻耶サンが後ろからリンくんに抱きついて止めたんだ。そのままだったら殺しそうな勢いだったから」
ノンちゃんの言うとおりアキラはいきなり襲いかかってきたが、所詮はシロウトの攻撃だ。
ところが、私はつい2年前の都道府県地区大会で準優勝している有段者だから最初っから結果は見えていた。
私はいつもの練習通り反射的にかわすと、そのまま一連の流れで慣れた動作をしたダケだった。
『アキラはとうとう何もできないまま伸びてしまったワ。でも警察とか来たら厄介だから、必死で止めようとしたの。でも、アタシが抱きついたらスグに冷静になったワ』
眞知子サマはナゼかウットリした表情で言った。
「いやいや、リンくんはアキラよりも麻耶サンの方が怖かったンぢゃない?」
ノンちゃんは意地悪そうに私の顔を覗き込ンだ。
「はい、おっしゃるとおりデス。てへ♡」
実際にその通りだった。その後は眞知子サマに迷惑をかけたコトへの自責の念でいっぱいだった。
『じゃあ、コノ中で一番強いのは、アタシだってコトだネ』
「そのとおり!」
男3人声を揃えて言ったので、眞知子サマは弾けるような笑顔を見せた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのあと2人は愛の巣へ戻ったが、眞知子サマは朝まで私を何度も求めた後にこう言った。
『やっぱりリンは頼りになるワ。もう一生離さないからネ♡』
私が解放される日は、まだまだ先になりそうだった。
ノンちゃんは晴れ晴れとした顔をして眞知子サマに言った。
「いやいや、そンなン悪いから!」
私は慌てて手を振って、ノンちゃんの申し出を断った。
「あ、それならオレも!オレからもボトル入れてあげて」
今度は岩田サンもノンちゃんに続いてオーダーした。
さっき来店したばかりだが、少し興奮気味だ。
『リン、ココは甘えときなさい!アタシが儲かるンだからソレでいいの! ノンちゃん、岩田サン、毎度ありぃ!!』
眞知子サマはかなり上機嫌だ。
「いやぁ、オレもみたかったなぁ。しかし、アキラも案外見かけ倒しだったンだネ。」
「違うヨ!リンくんが圧倒的に強かったんだヨ!!」
ノンちゃんはさっきからかなり興奮して、さらにちょっと目を潤ませている。
『アタシ、リンがアキラを倒したトキ、胸がキュンとなったワ♡』
眞知子サマは目をキラキラ輝かせて、とびきりの笑顔を振りまいている。
「いやいや、いくらイヤなヤツとはいえお客サンに危害を加えたコトは間違いないから、もうお店には二度と来ませン。ご迷惑をおかけして申し訳ありませンでした。」
私は席を立ち、3人に向かってそれぞれ深々と頭を下げて謝った。
「ナニ言ってるンだ!リンくん。ソレは違うヨ」
「そうだ!またアイツが仕返しに来たらどうするンだヨ」
2人は口をそろえて反論した。
『そうよ、リン。まぁ、あれだけ一方的にコテンパンにされたンだから、二度と逆らう気にはなれないだろうケド、リンが来ない日を狙うかもしれないから、逆にリンは毎日来ないとダメね。うふふ♡』
眞知子サマはまた嬉しそうな笑顔を見せた。
「そうそう!そのとおり(にやり)」
今度は2人で皮肉っぽく笑いながらハモった。
「いやぁ、でもリンくんがドアを開けるなりアキラが襲いかかってきたからビックリしたよ。ボクはリンくんが絶対に殴られたと思って、思わず目を塞いぢゃったンだ」
「ほうほう、ソレで?」
「バキって音が3回聞こえて、恐る恐る目を開けるとアキラが血を流して寝転ンでるンだ。リンくんは立ったままさらに何回かアキラを踏んでいるところだった」
「ええ!?そ、それで?」
「ボクは怖くて何もできず、ドアのトコロで立ち尽くしてたンだけど、麻耶サンが後ろからリンくんに抱きついて止めたんだ。そのままだったら殺しそうな勢いだったから」
ノンちゃんの言うとおりアキラはいきなり襲いかかってきたが、所詮はシロウトの攻撃だ。
ところが、私はつい2年前の都道府県地区大会で準優勝している有段者だから最初っから結果は見えていた。
私はいつもの練習通り反射的にかわすと、そのまま一連の流れで慣れた動作をしたダケだった。
『アキラはとうとう何もできないまま伸びてしまったワ。でも警察とか来たら厄介だから、必死で止めようとしたの。でも、アタシが抱きついたらスグに冷静になったワ』
眞知子サマはナゼかウットリした表情で言った。
「いやいや、リンくんはアキラよりも麻耶サンの方が怖かったンぢゃない?」
ノンちゃんは意地悪そうに私の顔を覗き込ンだ。
「はい、おっしゃるとおりデス。てへ♡」
実際にその通りだった。その後は眞知子サマに迷惑をかけたコトへの自責の念でいっぱいだった。
『じゃあ、コノ中で一番強いのは、アタシだってコトだネ』
「そのとおり!」
男3人声を揃えて言ったので、眞知子サマは弾けるような笑顔を見せた。
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そのあと2人は愛の巣へ戻ったが、眞知子サマは朝まで私を何度も求めた後にこう言った。
『やっぱりリンは頼りになるワ。もう一生離さないからネ♡』
私が解放される日は、まだまだ先になりそうだった。
私のブログ更新を待ってるヒトもいないと思いますが、月末・月初はホントに時間が無くて・・・
本来なら昼休みに書いてるンですが、最近ハマってるブログがありまして、そっちにココロを取られてるので、今日も記事を書けませんでした。
申し訳ありません(>_<)
土日にまとめて書き上げますので、何卒ご容赦くださいませ(>人<;)