とにかく南房総で海に入って沖で「振り向けば山・森」
の景色はすばらしく
なんとも幸福感に包まれますよ。
鴨川のベイシアで
真魚さんに作品を受け取った時
山砂採取のことと、
反対運動は何も生まないという話と、
房総はこれから森を生かして生きていくのかどうするのか
試されているのは自分達だという話をしてもらいました。
わたしもちょうど 同じこと考えていて
どこかにワルモノがいるわけじゃなくて
変わらなくちゃなのは自分達だと思って
数年過ごしていたので
ふ~んと思い。
そっか
房総も間伐必要なんだと知り、
島田のロマンず☆≡の編集長が
「きらめ樹 きらめ樹」と言うので気になっていたら
体験チャンスがやってきました!
そしてそこで つるちゃんに出会い・・
気が付けば 鴨川のアートガーデンコヅカの森につるちゃん達とおりました。
宮下昌也さんの「アートガーデンコヅカ未来予想図」
こちらは元々 棚田だった場所に人工的に杉が植えられており
今は森が荒れて
竹が群生しはじめています。
コヅカさんの試みは 「人と森をアートでつなぐ」ことで
人には自然との繋がりを取り戻してもらえるように、
場所にはここを再び 棚田だったときのような明るい陽射しの入る所にしよう というものです。
少しずつ少しずつ 人が森に入っていき 手を入れて
森との関わりを探りながら創り出していっておられます。
拓いた場所に湧いた水場にいついたアメンボ・おたまじゃくし
ひとつめの棚
今日は初めて 2段め 3段め・・・
下へ続く棚へ探検へ
青芽(?だったか)
鹿が食べた跡がたくさんありました☆
かなり下の棚まで降りると 水の流れができていました☆
ここの水の流れ辺で自然にできたトーキングサークル、とてもよい時間でした。
Aさんは現役で樵をなさっている方で コヅカさんの森にプライベートで関わって見守っていらっしゃる方。
木と関わっているそこから湧いてくる気持ちの話をしてくださいました。
「温暖化とか環境とか そういうことよりも、ご先祖が後世のためにと残してくれた木を
ちゃんと使ったほうがいいんじゃないかと そういう想いの方がある」
半島の低く連なる山と森。
宮下さんのご自宅の瓦の飾りに「水」の文字。
元々 ついていたそうです。
この辺りには 雨乞いの風習が多く残っているそうで
天に近く屋根に掲げるくらい水が貴重だったようです。
現代のキーワードにも繋がり 不思議な感じでした。
きらめ樹の場所も決まりました。
6月26日の全国で同時に行うきらめ樹祭り(?)と
8月1日からのアートガーデンコヅカフェスティバルの中でも
なんらかのお目見えをすると思います。
コヅカさんの森は営林ではありませんので
人と森のかかわりの象徴 としての皮むき間伐になります。
まもって生産の森にしていく森との関わり方
拓いてその中で共に過ごす森との関わり方
密度管理の作業はあるかどうか未定ですが、
皮むき間伐に関心のある房総近郊の方に一緒に体験してもらえるイベントになります。
皮むきしたら その日が始まりです。
知人の大工さん曰く
生きた木の皮を剥ぐことには抵抗感があるそうです。
私も実際 のこぎりを入れるのはドキドキしました。
でも日本で間伐は急務だと考えてるその大工さんは
こういう方法も良い方に使えればいいのかなと
思うようになったそうです。
木との距離で色んな人が色んな考え方を思いやりを持っています。
それは木がやっぱり生きているからなんだと思います。
少し前は植林でした。
皮むきが行為の一人歩きとならないようにと願います。
これからのわたし達の選択にも
責任があると思います。
この日 樵のAさんの落ち着いたお話が聞けて とてもよかったです。
Aさんのチェーンソーアート
(宮下さんのブログより拝借しました)
かっこいい~
