森の暮らし~宮下昌也さんに聞きました。 | DownToEarth

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TO RIGHT, THE RIGHT w/Aloha Ke Aloha

カフェ オハナでの展示会の作品のお預かりに

鴨川の山へ

宮下昌也さんのところへ





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DownToEarth  アートガーデン コヅカの中の宮下さんの作品

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DownToEarth 100号のライブペインティグだそうです。



宮下さんの森の暮らしのお話がおもしろすぎて

トリップしてしまいました。




「かまどの火」 という天然酵母のパンを創る場所と

「星見亭」 という宮下さんのアトリエ

ほどちかくに「アートガーデン コヅカ」 という森の家。


鴨川の人里からほんの1キロ登った場所にそこはあって

パンくずを追って辿りついたら・・おとぎの国

みたいなエリアでした。


可愛い看板を頼りに右折すると

みかんの木がたわわに実をつけ

車体にかすります。


人間みたいな顔をした

どこかで見たことあるような

ワンコが近寄ってくる。


半開きのドアから

吼えられやしないかと

ワンコと見詰め合っていたら

益々 人間に見えてくる。


あなた 誰だっけ?

と思いながら作品を積み込めるように

ストレージを整え

宮下さんのアトリエに向かうと

そこからまたまた 妖精みたいな宮下さんが

仕事を中断して出てきてくださいました。


作品が保管してある

森の家に向かい

沢山の作品を、

今までポストカードでしか見たことなかった

原画を目の当たりにできて感動しました。


そこで聞かせていただいた森の暮らしのお話。




ここの森にはたくさんの動物が暮らしているそうです。

宮下さんご一家。

犬(飼っている)

シカ

野うさぎ

あな熊

テン

イノシシ

リス

ねずみ


それぞれがそれぞれの生息を認識しあい

一緒に生きているのだそうです。


お子さんは学校からの帰り道

シカと一緒に歌いながら帰ってくるんだそう。

お子さんが歌うとそれに応えるように鹿が鳴き

それにまたお子さんが応えして山道を歩いてくるんだそうです。


最近では 野うさぎが車の前に飛び出してきては

逃げ 跳ねていき

あんまりそれが いつもいつもなので

たぶん 野うさぎたちは根性だめししているんだろうと

宮下さんは思っているそう。


それでも野生の動物と人間が

あらゆる面で相容れるものがあるわけはなく

距離をたもって

お互いを尊重して

同じエリアで暮らしているのだそうです。


動物のどちらかが愛玩の対象にはなっていない

対等な“いきもの”として共生している世界。




スリランカでもリスやカラスや犬やねこ 牛が「おとなりさん」みたいに

生活の中に見えるので

「この場所で一緒に生きている」という感覚が強くなります。

主従があるわけではない 共存者。

犬や猫にはダニ・ノミがいっぱいだし

リスは噛まれたら病気になる。

それぞれがそれぞれの防衛の術を持ち

お互いを尊重して生きている。




そんないきもの達と共存する世界で宮下さんは暮らし

そこで受け取るインスピレーションで絵を描いていらっしゃるそうです。


インスピレーションはいつも頭の中にある

とおっしゃっていました。



2月5日に房総のトークイベントもいたしますが

宮下さんもいらしてくださることになりました☆