林 将之さん。
2007年11月の日比谷での NO NUKES MORE HEARTS という
六ヶ所再処理工場の稼動反対をテーマにしたLIVE&DEMOに入場して
「僕のふるさとに計画がある 上関原発って・・どうなの?」
と疑問を持ち始め、調べだしたのだそうです。
これまでに浜岡・柏崎刈羽・美浜・もんじゅ・島根・玄海・伊方etc
(聞き漏れもあるかも)
いくつもの現場をジャーナリストとして取材して
その数 何百枚にものぼり 90分では見切れない量のスライド写真で
原発とはどういうものか
という姿を紹介してくれる集まりを開催しています。
この日の来場者はお若い方ばかりでした。
開始の30分近くも前にいらした 学生風な男性は
「僕 なんにも知らなくて。
あんまり聞けないですからね~原発の話って。」
と仰って 置いてあったチラシなどを熱心に見ていました。
もんじゅ。
伊方だったか、、どこだったか。
建設中か増設中の現場の写真を紹介しながら
そこの空気を「活気がある」と紹介した林さん。
「その現場で働く人たちには 自分達の仕事を誇りに思って
やっていますよね~」
山口県庁内に座り込みする 上関原発反対運動中の方々。
島根の現場で
原発の町に暮らすご年配の女性に
「原発があってどうですか?」
とたずねると、
「私は原発なんて無いほうがいいと思っている」と。
しばらくして
「原発が無いほうがいいなんて 私が言ったということは書かないでください。」
と頼まれたそうです。
子どもの頃から 建設の計画があって、実際に建ってしまって
その場所で「原発は無いほうがいい」なんて言ったら
気がおかしい人扱いされるから
「原発が無いほうがいい」なんて言ったのは 生まれて初めてだったのだそうです。
会場の引渡し時間が来て
スライドショーを終え
林さんと参加者のみなさんは
みんなでご飯を食べに行きました。
「聞きたいことがたくさんあります~」
とこれまた若い女性が 好奇心いっぱいの気持ちで
一緒に出て行かれました。
また林さんのスライドショーがあるときは
こちらでもお知らせいたします。