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おじさんが測量してました。
なにげなく「計ってるんですか?」
って聞くと 色々話しだしてくれた。
上の写真の緑色の水のところは 市民プールで
ここをオリンピックプールと同じ水深・サイズのものにする
改修工事の予定があるんだって。
でも そんなに立派なプールをつくるには
駐車場やアクセスする道も良くはないから 周辺まるごと
建設工事で
その予算20億円

なんだそうです。
ひえ~
宮崎県民さん 大変な負担だね~と思ってたら
国からの助成金もでるんだからとのことで
私達の税金も使われるらしい

スポーツ振興も大事なことか…

このあたりは 台風がくると このプールのあるところまで海水で浸水するのだそうです。
「ここは砂浜が全然ないでしょ~ だから直ぐ水がくるんだよ~」
(宮崎弁でしたが 再現できないです…)
計っていたおじさんの見解は すぐに浸水するような場所に
莫大な費用をかけて 立派な施設をつくっても 耐久しないだろうと。
宮崎県知事はご存知なのか?と聞いてみると
「あの人は お金が入ってくることは 絶対止めさせたりしない。
環境のことなんか ぜ~んぜん考えてなんかない。」
サーフガイドさんに聞いてみると
知事というか 土木の行政が強いのだろうと。
ガイドさんが続けて言っていたのは
「あのフェリー乗り場ができて ぜんぶ侵食されてるんだなあ~」って。
上の航空写真をどんどん南の方へたどっていくと
フェリー乗り場が 埋め立ててつくってあるのが見える。
そこを埋め立てたから近くの砂浜が どんどん持っていかれるように
なっちゃったんだろうなあと。
千葉の海で
テトラ投入で 砂浜の侵食が
こうやって連鎖してできていきますよ
というのが顕著に見られるところがあります。
ここ↓
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海の中に ラインでできているのが テトラ。
テトラの無い正面の砂浜がいくつも扇形に削れているのが見えるでしょ。
ここ テレビでも紹介していて
役所の人が 喋っていたけど
このテトラの入れ方が 意味がないのは認めていました。
それでもって
ここは千葉の北の方なんだけど
ここを護岸すれば またどんどんその南が削れ…ってキリがないそうです。
工事をすることの効果と
それによるデメリット…お金の無駄使いと環境のバランスを崩すこと。
あと工事の仕方(デザイン)のお勉強が足りない。
簡単に土木 動きすぎ。