青森県は 東半分と西半分で 東を南部地方 西を津軽地方といい
文化や県民性なんかも様々違ってくるらしいです。
青森の観光案内所に置いてあったパンフレットには
津軽の人は 積極的で行動的
南部の人は おとなしく忍耐強い
なんて書いてある。
(わたしがお会いした南部の方々は おとなしくなかったですが・・・)
他の記述には 津軽の人は「周囲の状況に対応する」
南部の人は「周りを気にしない」「北国の自然に耐えた粘り強さを持つ」
なんて事も書いてある。
青森といえば ねぶた祭りが有名だけど ねぶたは 五所川原市・弘前市・青森市の3市で
それぞれの ねぶたがあって この3市はいずれも津軽地方です。
一方 米軍三沢基地・国家石油備蓄基地・核燃料施設・原子力発電所などが存在するのが
南部地方、三沢市・六ヶ所村・東通村。
私は青森に行ってから 青森の西側の人は六ヶ所村再処理工場の事を
どう感じているのかな~と思っていました。
7月12日に書いた 青森で農業を営む さそう清悦さんにそのことを伺ったら
話が途中で次の講演時間になってしまい尻切れになっちゃったんだけど
「津軽の人はリンゴのことで頭がいっぱいで・・・」までは聞けました
さそうさんが書いた資料を読むと 青森のリンゴ農家(津軽の農協)は電気事業連合会と
「風評被害が発生した場合は全部買い取る」という約束を取り付けているらしいです。
(これも先方が”風評被害”をどの時点で認めるのか 信用できるのかな~と思うんですが)
さそうさん評・・・これは当然の事であり、別にリンゴ農家が得する話ではないのに、知事選挙で
推進側に有利に働いた。もしあの時、「核燃反対の知事が当選したら、青森のリンゴは1~2割
高く買います」と消費者団体が言っていたら・・・
行政は生産者と消費者が連携するのを非常に嫌うのだそうです。
津軽のリンゴ農家のように生産者の行政頼りな姿勢から 消費者頼りになっていくと
生産者にとっても
消費者にとっても
良い結果をもたらすだろうと。
青森の生産者が 消費者頼りになるということは 再処理工場への懸念を
しっかりと表現していくことになるだろうと思われます。
また 都会の消費者が 青森の農産物をどのように見ているかがとても気になると。
●再処理工場の記事掲載に余念なく
また青森県民が一番読んでいる新聞
東奥日報の「明鏡欄」という投書コーナーに 声を届けてください。
https://www.toonippo.co.jp/meikyo/index.html
●アーティストの方が運営し、映像やフリーペーパーを発信している
「ピースランドさん」が 再処理アンケートを募っています。
http://form1.fc2.com/form/?id=305298
ピースランドさんHP
■参考+++++++
さそうさんの明鏡欄への投書呼びかけブログ(投書例が見れます)
http://sasou.jugem.jp/?eid=177
さそうさんの 青森の生産者の話や行政とのやりとりを 大阪で講演なさったときの
模様をまとめたブログ
http://sasou.jugem.jp/?day=20080320