大きな大きな板を
ブルーで埋め尽くしました。
ここから何かを描こうとしています。
木の板を前に
どんな下地を作るのかが明確に見えてくるまで
何週間もずっと待ち続けていました。
どこまでも深い海のような
地球のような青。
塗り終わったら
この中にダイブしたいような気持ちになって
もうこのまま何も描かなくてなくも良いんじゃないか…という気さえしてきました（笑）
前回山梨古墳で描いた絵のベースは漆黒の闇。
闇の黒 全ての色を含んだ黒
その闇の中から生み出される光を描きたくて
その時の私の全エネルギーを注ぎました。
封印されていたエネルギーがうわぁ〜〜〜っと飛びだし
8の字に渦巻く光の龍神様が現れてくれました。
光も闇も全てがぐるぐると渦巻いていました。
「闇」と聞くとなんだか
怖いもの
悪いもののように感じるかもしれませんが…
私自身 ここのところこの「闇」に向かい合っていました。
「闇」って一体なんなんだよ！？と。
（心の闇 とかよく聞きますよね。そもそも闇って何！？）
向き合った結果
「闇」は暗くて見えないだけだ
ただそれだけだ
と思ったのです。
夜みたいなもので…良くも悪くもない。
闇の中の見えない世界。
分からないもの
得体のしれないもの
そこに人は恐怖や不安を感じたりする。
（でも光を当ててみたら、どうってことなかったりしてw
）
）その中に魔物がいると思えば本当にいるし、
その中に光り輝く宝物がある！と思えば
本当にある！
闇の中に何を見つけるかは、その人次第で
その人それぞれの物語があって、どれも正解と思います。
私は
その自身の闇に向かい
カッと目を見開いて見た時。
その中にものすごい光の宝物が隠されている！と感じたのです。
（まだ見えていない闇部分も盛りだくさんだと思いますけど...
）
）「闇」という字には、「音」が入っているんですよね。
漆黒の闇のように暗くて見えない部分と向き合う時
私はこの音にすごく注意を払うようになりました。
心の中に鳴り響く音。
見えないものを全神経と全感覚で感じとろうとしています。
この龍神様の絵の物語はまだまだ続きがあって
これは始まりです。
赤と青の渦巻く円
これは激しい火と水のエネルギーのように感じています。
火（陽）と水どちらもとても重要で大切なテーマかと思います。
次に描く絵の始まり。
今回は「青」
まんまる地球のエネルギーです。
ぐるぐる ぐるぐる 輪を描いて
青のもっている平和と調和のエネルギーを廻します。
タンスよりも大きな絵
長年病と向き合ってきた私にとって体力的には大変過ぎる事なのです…
「もう大変だから、大きい絵は描かない」
と決め
大好きなパステルアートの世界にどっぷりはまり
自宅で教室をやらせて頂いていた9年間。
とても穏やかで楽しく素晴らしい時間でした。
ですが…一旦それを全て手放しました。
頭で考える事とは裏腹に
またこの大変な世界を魂が強く望んでいました。
もう抵抗するのをやめ
自分にとことん正直に生きようと決めました。
もう全てを天に委ねています。
頭で色々考えるのはやめて、
人の目を気にする事もやめて、
たとえ理解されなくても、私らしく、自分の道を歩く事が、最終的には全ての幸せに繋がると信じています。
絵の後ろには娘がマスキングテープを壁に貼って作ってくれた富士山
この青の下地は龍神祝詞をあげてから、祈りを込めて描きました。
下地は描いたら見えなくなってしまうものだけど、
その目に見えないもの（祈りも含めて）はとてもとても大事で、人の魂に伝わるものだと思っています。
絵は見るものなのに、見えない部分が大事って面白いなぁ〜と思います。
この絵を描きながら
「My mind is a clear blue sky！」
（私の心はいつも澄んだ青い空）
という歌を口ずさんでいました。
イギリスのシューマッハカレッジで
サティシュクマールさんと奥様のジューンさん
仲間達と共に歌った素敵な歌で
いつも心の中にあります。
曇りの時も
嵐の時も
どんな空模様でも
必ずその雲の上に澄んだ青い空がある。
全ての感情や出来事は移ろい流れている。
でも揺るぎないもの
心の平和と大きな愛が
いつもその上にはあり続ける
【悲しみが来ては去り、
喜びが来ては去り、
辛い事が来ては去り
嬉しい事が来ては去り
私の心はいつも澄んだ青い空】
そんな歌です。
ここのところずっと雨が続いていましたが
私の心はその上の澄んだ青い空を見ています。
ポストを見たら母から絵手紙が届いていました
可愛い蛍の絵手紙でした。
なんか色がピッタリ シンクロしてます
束の間の晴れ間。
空の美しさに立ち止まっていたら、
娘が撮影してくれました。
久しぶりの長文 お読みいただきありがとうございました
今日も素晴らしい一日になりますように
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なのの森
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