ルーマニア北部辺境の地 ウクライナ国境近くを走る現役の森林鉄道。そのアクセスは、とても不便なこと この上ない。それにもかかわらず、年間を通して多くの鉄道ファンが車ではるばるやってくる。その魅力は何なのか、そして我が国の観光鉄道のありかたについて考えてみたい。
貯木場に伐採された材木が積み込みを待つ。
伐採地点からここまでトレーラーで運ばれる。
作業員用の列車が観光列車の通過を枝線で待機する。約30分間隔で3本の観光列車が通過する。仕事の邪魔をして申し訳ないような気持ちになる。
この枝線は奥に伸びている。
全員総立ちとは言わないまでも、興奮のあまり立ち続けている乗客がたくさんいた。まるでコンサートでのスタンディング オベーションのようでもある。