歴史上の人物アレクサンダー大王の妃の名前を街の名前にしたと言われるテッサロニキ。街のあちこちに当時の遺物が残されている。素材が石なので多少の変形があるにしても、千年をはるかに超えて今なお存在しているのは貴重でもある。

地中海に向かって伸びる大通り。

近くに残る歴史遺産

門柱に残る彫刻  後ろにはマンションがそびえている。

歩行者用の広い遊歩道。このすぐ近くにも歴史遺産が発掘されていた。

テッサロニキ大学生。

約40年前に 筆者はアテネから同じルートでこの街にやってきた。そのかすかな記憶をもとに再びこの街を歩いてみた。どこか神戸に似た 坂のある街で貿易船の寄港する港町でもある。

当時中近東のある国で仕事をしており 毎日が砂漠の真っただ中 自然の風景は海と砂しかなかった。 女性は外出しても目以外は服で覆われているという異常な世界から 自由なこの街にやってきて何もかもが感動ものであった。車窓から見る山や川、緑の大地すべてに見とれていた。。。あれから四十年。。。 やはり人間は豊かな自然環境の中で生活するのが一番の贅沢だと改めて思う。